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論文

$$^{238}$$U M$"o$ssbauer spectrosopic study of UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$ and URu$$_{2}$$Si$$_{2}$$

筒井 智嗣; 中田 正美; 那須 三郎*; 芳賀 芳範; 本間 徹生; 山本 悦嗣; 大國 仁*; 大貫 惇睦

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.242 - 243, 2000/06

 被引用回数:3 パーセンタイル:21.29(Physics, Condensed Matter)

重い電子系超伝導化合物UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$及びURu$$_{2}$$Si$$_{2}$$$$^{238}$$Uメスバウアー分光を行った。これらの化合物はこれまでの研究によりその磁性を超伝導はウランの5f電子が担っていることが明らかとなってきている。しかしながら、これらの化合物に関する微視的電子状態の研究(おもにNMR)ではウランの5f電子の状態を直接観測するような測定手法は行われていなかった。われわれはウランの5f電子の状態を直接知ることができる$$^{238}$$Uメスバウアー分光を用いて、これらの物性、おもに磁性について調べてきた。その結果、常磁性状態で常磁性緩和による内部磁場が観測され、その観測される温度領域からこの常磁性緩和は重い電子の形成過程を関連する現象であると結論づけた。

論文

Neutron scattering studies on heavy fermion superconductors

目時 直人; 小池 良浩; 芳賀 芳範; 山本 悦嗣; 本間 徹生; 大貫 惇睦; 木村 憲彰*; 前沢 邦夫*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.987 - 988, 2000/06

 被引用回数:1 パーセンタイル:8.09(Physics, Condensed Matter)

近年行った重い電子系超伝導体の中性子散乱実験による研究について、磁気及び超伝導秩序変数の結合、磁気励起に観察された超伝導ギャップ、そして弱反強磁性秩序の特異な性質に関して報告する。

論文

Magnetic structrue of CeAs under high pressure

長壁 豊隆; 神木 正史*; 岩佐 和晃*; 久保田 正人*; 吉澤 英樹*; 芳賀 芳範; 鈴木 孝*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.434 - 436, 2000/06

 被引用回数:6 パーセンタイル:35.83(Physics, Condensed Matter)

高圧下でのCeAsに対する中性子回折により、CeAsの圧力-温度相図がCePのそれと極めて良く似ていることを初めて明らかにした。ある臨界圧力値以上でどちらの物質も$$Gamma_{7}$$状態と$$Gamma_{8}$$状態の(007)Ce面が規則正しく積層した特異な長周期磁気構造が現れるが、この臨界圧力がCePでは約0.3GPaであるのに対し、CeAsでは約1.2GPaであることが明らかになった。このことは、それぞれの物質のキャリア数の違いとp-f混成効果の性質により理解できる。

論文

Magnetic, elastic, transport and fermi surface properties of a ferromagnetic compound UGa$$_{2}$$

本間 徹生; 山本 悦嗣; 芳賀 芳範; 摂待 力生*; 荒木 新吾*; 稲田 佳彦*; 竹内 徹也*; 桑原 慶太郎*; 網塚 浩*; 榊原 俊郎*; et al.

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.195 - 196, 2000/06

 被引用回数:2 パーセンタイル:14.96(Physics, Condensed Matter)

われわれは六方晶AlB$$_{2}$$型結晶構造をもつ強磁性体UGa$$_{2}$$の5f電子状態を調べるために、磁気、弾性、伝導的特性とドハースファンアルフェン効果の実験を行った。これらの実験結果から六方晶の[0001]面内に100K以下で歪みが生じることを見いだした。これは、[1120]方向に向いた強磁性モーメントの発達によって引き起こされていると考えられる。

論文

$$^{171}$$Yb NMR in the Kondo semiconductor YbB$$_{12}$$

生嶋 健司; 加藤 益丈*; 滝川 仁*; 伊賀 文俊*; 日浦 さやか*; 高畠 敏郎*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.274 - 275, 2000/06

 被引用回数:24 パーセンタイル:72.37(Physics, Condensed Matter)

近藤半導体YbB$$_{12}$$の単結晶において、66%の大きなナイトシフトをもつ$$^{171}$$Yb NMR信号観測に成功した。115T/$$mu_{B}$$のその超微細結合定数はYb$$^{3+}$$イオンのJ=7/2状態の計算値と一致しており、低温極限の帯磁率はJ=7/2多重項内のVan VlecK項であることがわかった。また、Ybサイトの核スピン-格子緩和率は87Kの活性化エネルギーをもって温度変化しているが、Bサイトでは異なる温度依存性が観測された。

論文

$$^{235}$$U NMR study of antiferromagnet UO$$_{2}$$

生嶋 健司; 安岡 弘志; 筒井 智嗣; 那須 三郎*; 正木 信行; 中村 彰夫; 上田 寛*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.197 - 199, 2000/06

 被引用回数:2 パーセンタイル:14.96(Physics, Condensed Matter)

U$$^{4+}$$イオンの典型的な超微細構造が、UO$$_{2}$$の反強磁性状態における$$^{235}$$U NMRから得られた。観測された核四重極相互作用は、立方対称性の5f波動関数がT$$_{N}$$以下で軸対称性に変化していることを示している。ウランサイトと酸素サイトの核スピン-格子緩和率は、反強磁性状態においてT$$^{7}$$的な温度依存性を示している。これは、スピン波励起にギャップがないことを示唆している。

論文

Phase transition of NpO$$_{2}$$ at 25K

正木 信行; 中田 正美; 筒井 智嗣; 中村 彰夫; 山下 利之

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.256 - 257, 2000/06

 被引用回数:4 パーセンタイル:26.81(Physics, Condensed Matter)

NpO$$_{2}$$は25K付近に転移を持つことが、比熱測定によって観測されている。帯磁率測定によっても転移が観測されるが、$$^{237}$$Npメスバウア分光法による測定では転移に伴う磁気秩序は観測されていない。生成後12年間保存して自己放射線照射を受けたNpO$$_{2}$$試料について、$$^{237}$$Npメスバウアスペクトルを測定し、25K付近の転移について調べた。80Kで測定したスペクトルでは、未照射の試料と比べて線幅の大きい左右対称な線型の吸収線が測定された。25K以下で測定したスペクトルでは、線幅がさらに大きくなり、右肩を持つ歪んだ吸収線が観測された。この試料を973Kにおいてアニールすると、25K以下のメスバウア分光測定によっても左右対称のスペクトルが観測された。自己照射による欠陥に起因して、25K付近の転移がメスバウア分光法により明瞭に観測された。

論文

Fermi surface of UB$$_{4}$$ studied by the de Haas-van Alphen oscillation and magnetoresistance experiments

山本 悦嗣; 本間 徹生; 芳賀 芳範; 稲田 佳彦*; 青木 大*; 常盤 欣文; 鈴木 悟仁*; 三宅 耕作*; 大貫 惇睦

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.767 - 768, 2000/06

 被引用回数:1 パーセンタイル:8.09(Physics, Condensed Matter)

われわれはUB$$_{4}$$の純良単結晶を育成し、ドハース・ファンアルフェン効果と磁気抵抗の測定を行った。磁気抵抗のデータから、UB$$_{4}$$は伝導電子とホールの数が等しい補償金属で[100],[010]方向に開軌道を持つことがわかった。ドハース・ファンアルフェン振動のブランチは11個観測され、そのサイクロトロン質量は3.0~14.1m$$_{0}$$でこれは電子比熱係数24.9mJ/K$$^{2}$$・molを反映している。

論文

Magnetic properties of Pr$$_{1-x}$$Sr$$_{x}$$CoO$$_{3}$$

吉井 賢資; 中村 彰夫

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.514 - 515, 2000/06

 被引用回数:27 パーセンタイル:75.09(Physics, Condensed Matter)

コバルト酸化物Pr$$_{1-x}$$Sr$$_{x}$$CoO$$_{3}$$についてその磁気的性質を調べ、類似化合物La$$_{1-x}$$Sr$$_{x}$$CoO$$_{3}$$の性質と比較した。本系の結晶構造はxの全領域で、斜方晶ペロブスカイト型を示した。x=0の化合物PrCoO$$_{3}$$は300K以下では磁気転移を示さないが、SrをPrサイトに導入することにより、強磁性転移を起こす。転移温度はx=0.5で最大で~250Kであった。低温で磁化の緩和を測ったところ、磁化が時間の対数に比例することがわかった。スピングラス特有のエージング効果が観測されなかったことと、同一の結果がLa$$_{1-x}$$Sr$$_{x}$$CoO$$_{3}$$で得られていることから、この強磁性はクラスターグラス状態を伴っていることを推測した。La$$_{1-x}$$Sr$$_{x}$$CoO$$_{3}$$ではx=0.15にスピングラスとクラスターガラスの境界があることが報告されているが、本系ではx$$>$$0ですべてクラスターガラス状態であることがわかった。

論文

Observation of heavy electrons in UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$

芳賀 芳範; 稲田 佳彦*; 山上 浩志*; 桜井 健司*; 常盤 欣文; 山本 悦嗣; 本間 徹生*; 大貫 惇睦*

Physica B; Condensed Matter, 281-282, p.780 - 781, 2000/06

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Condensed Matter)

重い電子系超伝導体UPd$$_{2}$$Al$$_{3}$$の高純度単結晶を育成し、ドハース・ファンアルフェン(dHvA)効果の観測に成功した。極値断面積の角度依存性は過去の報告と一致した。本研究では新たに$$zeta$$と呼ばれる新しいブランチを発見した。この軌道は有効質量が65m$$_{0}$$と極めて重くなっていることが見いだされた。

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