Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
高橋 史明; 佐藤 薫; 真辺 健太郎
no journal, ,
原子力規制庁では、国内の放射線規制へICRP2007年勧告の主旨を取り入れるための議論を進めている。放射線規制の改正があった場合、放射線防護のための基準値も見直される。原子力機構では、内部被ばく防護のための新しい基準値の基本となるICRPの実効線量係数について、基本とするモデルに従い正確に導出されることを検証するため、基盤技術となる内部被ばく線量評価コードを原子力規制庁からの受託事業で開発している。開発したコードは、ICRP2007年勧告に準拠する線量評価モデルやデータを実装し、今後に公開が予想される新しいモデルを簡便に追加できる構成としている。これまでに公開されたICRPの新しい実効線量係数を参照して、開発したコードの妥当性を確認した。他、放射線事業者の内部被ばくモニタリングに有益な機能も開発し、同コードに実装した。
谷村 嘉彦; 西野 翔; 吉富 寛; 高橋 聖
no journal, ,
原子力事故後の初期段階の高線量率環境下において、作業者及び公衆の甲状腺等価線量評価を目的として、スペクトロメータと遮蔽を組み合わせたエネルギー分析型甲状腺ヨウ素線量モニタシステムを開発している。エネルギー分解能や検出効率(有感体積)を考慮して、LaBr(Ce)シンチレーション検出器及びCdZnTe半導体検出器をスペクトロメータとして選定した。遮蔽体については、材質及び厚さを計算と実測結果に基づいて最適化した。また、点線源と簡易頸部ファントムを用いたモニタシステムの新しい校正法を開発した。本報告では、試作機の特性評価結果について報告する。