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草間 義紀; 飛田 健次; 伊藤 孝雄; 根本 正博; 塚原 美光; 竹内 浩
Review of Scientific Instruments, 61(10), p.3220 - 3222, 1990/10
被引用回数:2 パーセンタイル:43.27(Instruments & Instrumentation)核融合炉級トカマクにおいてはアルファ粒子の閉じ込め特性に関する研究が重要である。高エネルギー診断用ビームを用いた二重荷電交換法はアルファ粒子診断法として最も信頼性の高いものと考えられている。JT-60Uではアルファ粒子の挙動を研究するため、アルファ粒子生成実験が予定されている。診断用ヘリウムビームを用いたアルファ粒子測定が計画されており、そのためのアルファ粒子束とスペクトルが評価された。このヘリウムビームを用いることにより1.8MeVまでのアルファ粒子の測定が期待でき、そのスペクトルからアルファ粒子の閉じ込めに関する知見が得られる見通しである。今日のトカマクでアルファ粒子測定法を確立することは、次期装置における測定法を確立するうえで極めて重要である。本論文では、次期装置におけるアルファ粒子測定についても言及する。
草間 義紀; 根本 正博; 飛田 健次; 竹内 浩
Review of Scientific Instruments, 61(10), p.3107 - 3109, 1990/10
被引用回数:5 パーセンタイル:58.00(Instruments & Instrumentation)中性粒子分析器を大型化せずに熱的イオンから数十万電子ボルトに及ぶ広範囲のイオンエネルギー分布を測定するため、ストリッピングセルと偏向電磁石の間に加速管を備えたE11B型中性粒子分析器を開発した。偏向磁場に入る前に加速管中で検出可能なエネルギーまでイオンを加速することにより、高エネルギーイオンを測定する強い偏向磁場に対しても低エネルギーイオンの検出を可能にするものである。較正試験によりイオンが期待通りに加速されることを確認し、加速法を用いることにより分析器のエネルギー比(Emax/Emin)が100まで改善されることを確認した。この分析器を用いてJT-60の多様な加熱実験においてイオンエネルギー分布を測定した。以上の様にこの論文では、加速法の原理、加速管を備えた中性粒子分析器、較正実験及びJT-60における測定結果について述べる。
小川 俊英; 大麻 和美; 星野 克道; 小田島 和男; 前田 彦祐; マイクロウエーブトカマク実験チーム
Review of Scientific Instruments, 61(10), p.3181 - 3183, 1990/10
被引用回数:3 パーセンタイル:49.01(Instruments & Instrumentation)MTX計画用中性子計測器の製作、測定を行なった。MTX計画は、米国ローレンスリバモア研究所で行われている、自由電子レーザ(FEL)を使ったトカマクプラズマ加熱実験で、短パルス(50ns以下)、大出力(数GW)のマイクロ波を用いるところに特徴がある。この実験のために、2つのタイプの中性子計測器を準備した。1つは、全中性子発生率の時間変化を測定し、イオン温度を評価するためのもので、5種類の検出感度の異なる比例計数管や核分裂計数管で構成される。10~10
n/sの中性子発生率レンジをカバーする予定である。もう1つは、FELパルスに対するイオンの応答を測定するためのもので、プラスチック・シンチレータを用いている。十分な中性子束が得られれば、100kHz程度の時間分解能が期待される。
石田 真一; 長島 章; 佐藤 正泰; 伊世井 宣明; 的場 徹
Review of Scientific Instruments, 61(10), p.2834 - 2836, 1990/10
被引用回数:21 パーセンタイル:85.68(Instruments & Instrumentation)JT-60において、局所的な電子温度を測定するために、20チャンネルのグレーティング・ポリクロメータを製作した。85-100GHzの周波数範囲の電子サイクロトロン放射光の異常モード2次高調波を測定するミリ波帯分光器として、クロス・ツエルニターナ型を採用し、迷光の低減を計った。広い範囲のトロイダル磁場(Bt=2.0-4.8T)に対応できるように、両面回折格子を用いている。回折格子角度は、Bt値に応じて、ショット間に自動的に制御されている。回折光は、20チャンネルのInSbホット電子ボロメータで検出し、それらの素子は、長期連続運転ができる冷凍機で、4.3Kに冷却している。分光器の分解能は、/
~130に達し、これは、中心での空間分解能~2.3cmに相当する。38mに及ぶミリ波伝送には、オーバサイズSバンド導波管を用いて、本測定システムの総合透過率として、~0.01を得ている。
西谷 健夫; 永島 圭介; 近藤 貴; 西野 信博*; 芳野 隆治; 平山 俊雄; 竹内 浩
Review of Scientific Instruments, 61(10), p.3090 - 3092, 1990/10
被引用回数:2 パーセンタイル:43.27(Instruments & Instrumentation)JT-60において、4銃身圧空ペレット入射装置による、水素ペレット入射実験を行なった。そのペレットの溶発分布を測定するために、光ファイバー光学系と多チャンネルフォトダイオードを組み合わせた、溶発分布測定装置を開発した。また測定した溶発分布と中性粒子遮蔽モデルに基づくシミュレーション計測との比較を行なった。