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滝塚 知典
ANU-PRL-TP-96/01, 0, p.67 - 69, 1996/00
SOLプラズマとダイバータプラズマの運動論効果を調べるために、粒子シミュレーションコードPASSOLを開発している。このコードは時間発展の静電コードであり、二体衝突モデルを取り入れている。荷電粒子と同様に中性子も同時に追跡する。原子分子相互作用も入っている。シミュレーションの結果、電子とイオンの磁力線方向の熱流が古典的熱流値とずれていることが分かった。
徳田 伸二; 滝塚 知典; 岸本 泰明; 山極 満; 清水 勝宏; 石井 康友; 安積 正史; 内藤 裕志*
ANU-PRL-TP-96/01, 0, p.70 - 72, 1996/00
トカマクプラズマの運動論的な不安定性を研究する上で重要な粒子モデル・シミュレーションコードの並列計算研究を行っている。この研究は、スカラー並列計算とベクトル並列計算の両面からトカマク・プラズマのシミュレーションに適した並列計算手法の研究を目的としている。1次元静電近似粒子コード(1DPIC)および3次元電磁的ジャイロ運動論粒子コード(GYR3D)のParagon(Intel Paragon XP/256)上での並列化を行った。1DPICでは各ノードが空間のレプリカを持ち、粒子だけが分割される並列化を、また、GYR3Dでは領域分割を用いる並列化を行った。両コードともノード数に比例する並列化性能を得た。