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小嶋 拓治; L.Chen*; 春山 保幸; 橘 宏行; 田中 隆一
Applied Radiation and Isotopes, 43(7), p.863 - 867, 1992/00
ポリスチレン成形アラニン線量計の線量応答に及ぼす照射中及び照射後(郵送中)の温度の影響を、東南アジア諸国におけるkGyレベルのトランスファー線量測定(素子を郵送によってやりとりして線量測定・校正等を行う)を目的として調べた。線量応答は、0~70Cの範囲において、照射中の温度に比例して増加し、この傾き(温度係数)は1、10、100kGyいずれの線量レベルにおいても0.24%/
Cとなった。照射後の線量応答は、線量及び温度が高くなるほど減衰が早い傾向があった。放射線滅菌線量10kGyレベルの厳密なトランスファー線量測定においては、日本国内の環境では問題ないが、環境温度40
C付近の国で行われる場合、照射後のフェーディングを考慮する必要があることがわかった。また、フェーディング曲線が、速度の異なる2成分からなること、及びそのメカニズムについて考察を行なった。
田中 隆一; 須永 博美; 小嶋 拓治
High Dose Dosimetry for Radiation Processing, p.189 - 201, 1991/00
これまで電子線線量測定の校正には、特定のカロリメータが使われてきたが、吸収線量や電子エネルギーの測定範囲に限界があった。一方、我々がすでに開発した電子流密度測定器は、単独で直接線量校正を行うことが困難であった。しかし、今回設計開発した全吸収型カロリメータと組合わせて使うことにより、広い範囲の電子エネルギー及び線量の校正が可能であることがわかった。このカロリメータ、電子流密度測定器及び積層したフィルム線量計を同時に照射することにより、前2者から電子エネルギー校正が、後2者から線量及び線量計校正が簡便に達成される。本報告では、このような校正法、システム、電子流密度測定器及び全吸収型カロリメータの概要について述べる。