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奈良 寧; 大塚 直彦; 大西 明*; 丸山 智幸
Progress of Theoretical Physics Supplement, (129), p.33 - 37, 1997/00
高エネルギー重イオン反応(核子当たり約10GeV)で生成される高温高密度核物質の熱的性質の時間発展をシミュレーションを用いて研究した。これまで、すべての観測されているバリオン共鳴状態(
,
,N
)を陽にシミュレーションに入れても、入れなくても、実験値はよく再現することが知られていた。しかし、我々は自由度が大きくなると重イオン反応のメカニズムは大きく変わり、たとえば生成される状態の温度はまったく違うことを発見した。
岸本 泰明; J.Y.Kim*; 田島 俊樹*; W.Horton*; J.Furnish*
Theory of Fusion Plasmas, ISPP17, p.213 - 226, 1997/00
トカマクプラズマのイオン温度勾配不安定性による熱輸送を粒子シミュレーション及び理論的手法により解析した。特に熱輸送やそれを引き起こす原因となっている乱流構造に対する弱及び負磁気シアーの効果、またプラズマ回転の効果を調べた。特に負磁気シアによる輸送障壁の存在をシミュレーションで明らかにすると共に、その背景にある理論モデルを構築した。
laser interferometer for large tokamak長島 章; 河野 康則; 波多江 仰紀; 軍司 操一*
Diagnostics for Experimental Thermonuclear Fusion Reactors, 0, p.235 - 243, 1996/00
電子密度を連続的に十分な信頼性を持って精度良く測定することは核融合研究を推進するための基本的な課題である。信頼できる密度モニターはITER計測においても、トムソン散乱の較正用等で必要性が高く、今後の大型トカマク研究においても増々その重要性が高くなると思われる。発表においては、JT-60U計測のうち近年大巾に信頼性を向上させたCO
(デュアル)レーザ干渉計についてその設計概要を述べる。特に接近した周波数(波長)を用いることにより、変調素子を合理化でき、本質的に問題のあったベースラインドリフトや比較的長波長の干渉計のため真空窓の汚れにも影響されない大きな利点を持つこと及び、接近した周波数を用いた場合に低減する分解能を補うため、高分解の位相弁別器を開発していること等について述べる。
永島 圭介; 小出 芳彦; 白井 浩; 安積 正史
ISPP-14; Local transport studies in fusion plasmas, 0, p.75 - 80, 1993/00
JT-60Uにおいて、接線方向入射の中性粒子ビームを用いて、トロイダル方向の運動量の輸送実験を実施した。定常状態における運動量バランスを解析するために、中性粒子ビームをプラズマ中心及び周辺領域へ入射し、この時の運動量拡散係数を評価した。さらに、中性粒子ビームの入射を正弦波状に変動させた時の、トロイダル回転速度の応答を解析することにより、非拡散的な内向きの運動量フラックスが存在することが明らかになった。この非拡散的な運動量フラックスは、定常状態における運動量バランスから求まった拡散係数を理解する上で重要なものである。