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-butylphosphate complex目黒 義弘; 富岡 修; 今井 智紀*; 藤本 成孝*; 中島 幹雄
Recent Advances in Actinide Science, p.668 - 670, 2006/08
ウラン燃料加工工程から発生する耐火レンガ廃棄物を模擬した試料を調製し、これら試料の除染に、硝酸-TBP錯体を反応剤として用いる超臨界二酸化炭素リーチング法を適用した。模擬耐火レンガ試料からウランを除去することに成功し、また、ウランの除去されやすさが試料の調製温度に依存することを明らかにした。
大貫 敏彦
Recent Advances in Actinide Science, p.3 - 10, 2006/08
微生物によるアクチノイドの化学状態変化は微生物の環境における挙動を変化させる。アクチノイドの化学状態変化として、微生物膜表面への吸着や、鉱物化などによる不溶化、及び微生物が排出する溢泌物などとの錯体形成による可溶化がある。これらの研究の現状を紹介する。
野村 和則; 中島 靖雄; 尾形 孝成; 長沖 吉弘; 難波 隆司
Recent Advances in Actinide Science, p.611 - 613, 2006/08
FBRサイクル実用化戦略調査研究のフェーズI、IIにおけるアクチニドリサイクルに関する評価結果について、特にマイナーアクチニドの回収技術開発の現状を述べる。
土方 孝敏*; 小山 正史*; 宇佐見 剛*; 北脇 慎一; 篠崎 忠宏; 福嶋 峰夫
Recent Advances in Actinide Science, p.650 - 652, 2006/08
金属電解乾式再処理法は、将来の燃料サイクル技術として最も有望な技術の一つである。このプロセスは、(1)酸化物燃料のLi還元工程、(2)U及びU/Pu金属を回収する溶融塩電解精製工程、(3)電析物から塩とCdを除去する蒸留工程、(4)金属燃料の射出成形工程から構成される。本試験では、約10gのアクチニド金属を溶解し、固体陰極上に金属Uを、Cd陰極上にU-Pu-Cd合金を回収した。U析出物に付着していた塩は1273Kで蒸留し、約7gの金属Uインゴットを1673Kに昇温することで回収した。U-Pu-Cd合金は、834KでCdを、1273Kで塩を蒸留し、約7gのU-Pu合金を回収した。
三輪 周平; 逢坂 正彦; 吉持 宏; 田中 健哉; 関 崇行*; 関根 伸一*
Recent Advances in Actinide Science, p.400 - 402, 2006/08
Am含有MOXペレットについて様々な酸素ポテンシャル下において焼結試験を行い、焼結密度及び金相観察結果から酸素ポテンシャルが焼結に与える影響について評価を行った。酸素ポテンシャルによる焼結密度変化は焼結ペレット内のポア構造に大きく起因し、これは酸素ポテンシャルの高いAm添加による効果であることが示唆された。
天本 一平; 佐藤 浩司; 寺井 隆幸*
Recent Advances in Actinide Science, p.578 - 580, 2006/08
フッ化物揮発法を用いた乾式再処理技術を実現可能なプロセスとして成立させる一環として、使用済燃料中のFP・TRUのフッ化挙動を把握しておく必要がある。ここでは文献調査と熱力学計算にて、関連する物質のフッ化特性と蒸気圧データを取得することにより、ウランとTRUの精製効果についての考察を行っている。
加藤 正人; 宇野 弘樹*; 田村 哲也*; 森本 恭一; 小無 健司*; 木原 義之
Recent Advances in Actinide Science, p.367 - 369, 2006/08
Np及びAmを含有したMOXについて、1.9
2.0の様々なO/Mに調製し、X線回折測定、光学顕微鏡観察及び熱分析を用いて相状態を評価した。その結果、MA含有MOXの格子定数は、ベガード則に従って変化することがわかった。また、高温ではfcc単相であるが、低温では2つのfcc相に分離し、相分離開始温度は、MA元素の含有率の増加に従い低下することがわかった。
湊 和生; 高野 公秀; 西 剛史; 伊藤 昭憲; 赤堀 光雄
Recent Advances in Actinide Science, p.317 - 322, 2006/06
高レベル廃棄物の放射性毒性を低減し、地層処分場を有効に使用するために、将来の燃料サイクルの選択肢として、プルトニウムばかりでなくマイナーアクチノイド(MA)もリサイクルすることが考えられている。MA含有燃料の研究開発のために、新しい不活性雰囲気の実験設備を整備し、MA窒化物,MA酸化物の熱物性を測定した。MA窒化物は炭素熱還元法によりMA酸化物から調製した。格子定数及びその熱膨張を高温X線回折により測定し、熱拡散率をレーザフラッシュ法により測定した。
on phase relation逢坂 正彦; 三輪 周平; 吉持 宏; 田中 健哉; 黒崎 健*; 山中 伸介*
Recent Advances in Actinide Science, p.406 - 408, 2006/06
(U,Pu,Am)O
の相状態をXRD、金相観察及びDTAにより実験的に評価した。解析の結果、Amは3価の状態で存在し、電気的中性を補償するためにUが5価になることが示唆された。
中島 邦久; 中園 祥央; 荒井 康夫
Recent Advances in Actinide Science, p.448 - 450, 2006/06
使用済燃料の乾式再処理工程には、Puを回収するためのCd蒸留プロセスがある。この蒸留プロセスのふるまいを理解するために、PuCd
+PuCd
及びPuCd
+PuCd
サンプルを調製しクヌーセンセルとを組合せた質量分析計を用いてこれら金属間化合物上のCd(g)の蒸気圧測定を行った。また、得られた平衡蒸気圧からPuCd
及びPuCd
の熱力学的諸量を評価した。
矢野 公彦; 柴田 淳広; 野村 和則; 小泉 務; 小山 智造
Recent Advances in Actinide Science, p.644 - 646, 2006/06
U晶析を用いて使用済燃料の溶解液から大部分のUを分離回収することによって溶媒抽出工程を縮小することができる。高速炉MOX燃料に対して晶析工程を適用させるために、U/Pu混合溶液中のPuの挙動を調べることが必要となる。Puの原子価は結晶として回収されるUに対するPu除染係数(DF)に影響を与える。Puが4価のときは、Uと共晶析することなく、DFは約30が得られた。しかしながらPuが6価の場合は、それ単独で析出しないにも関わらずUと共存する場合はUと共晶析し、DFは約1.3になる。また、Pu(IV)がUの晶析率に及ぼす影響は小さいが、ウラン硝酸溶液中の溶解度から予測される晶析率に比べ、Puの入った溶液では若干少なくなる傾向があった。
星 陽崇*; Wei, Y.*; 熊谷 幹郎*; 朝倉 俊英; 森田 泰治
Recent Advances in Actinide Science, p.596 - 598, 2006/06
近年、硫黄や窒素といったソフトドナー配位子を有する抽出剤が、ランタニド(Ln)に比べ三価のマイナーアクチニド(MA=Am, Cm)に対して抽出選択性を示すことが見いだされた。Koralikらは新規の窒素ドナー配位子2,6-bis(5,6-dialkyl-1,2,4-triazinie-3-yl)-pyridine(R-BTP)がMA(III)に対して高い選択性を有することを報告している。しかしながら、R-BTPはプロトネーションにより酸性溶液中に溶解しやすいため、長鎖のアルキル基あるいは分岐分子鎖を導入することで酸性溶液中の安定性を改良した。本試験では新規のR-BTP含浸吸着剤を用いて、硝酸溶液中からのMA(III)とLn(III)の分離を検討した。分岐分子鎖を導入したR-BTP吸着剤は濃度4Mまでの硝酸溶液でAmに対して高い吸着性能を示し、分配係数は10
を超えた。