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口頭

Uranium age-dating using in-situ isotope ratio for nuclear forensics

大久保 綾子; 篠原 伸夫; 間柄 正明

no journal, , 

世界的な核セキュリティ強化の取り組みのひとつとして、各国が核鑑識能力を備えることが求められている。核物質の年代測定とは、その核物質が精製されてからの経過時間を求める方法である。年代測定の結果は、不明物質の特定の際に、より良い制限を与えてくれる可能性があるため、核鑑識のパラメーターとして重要視されている。同位体希釈質量分析法は、ウラン年代測定のための$$^{234}$$U/$$^{230}$$Th比の推定において、信頼性の高い方法とされている。試料中の$$^{234}$$Uと$$^{230}$$Thの含有量は、スパイクを添加して求められるが、このID法では、試料中の同位体とスパイクが同位体平衡の状態にあることを仮定している。また、$$^{234}$$Uと$$^{230}$$Thの含有量を正確に求めるためには、試料のひょう量やスパイク濃度の管理について、厳密さが求められる。本研究では、ウラン年代測定のための$$^{234}$$U/$$^{230}$$Th比の推定に関する新規の方法として、スパイクを添加せずに、試料中のウランおよびトリウムの同位体比測定結果と放射平衡時の$$^{234}$$Th/$$^{238}$$U比を利用して、$$^{234}$$U/$$^{230}$$Th比を求める方法を開発した。この方法は、厳密な試料量のひょう量やスパイク管理を必要とせず、核鑑識のためのデータベースを作成する際のルーチン分析に有効である。

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