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源河 次雄; 今橋 強
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 312, p.193 - 197, 1992/00
被引用回数:2 パーセンタイル:37.16(Instruments & Instrumentation)Gdは100%EC崩壊核種で半減期は241.6日である。最近の核データによれば、1崩壊当りの放出放射線の平均エネルギーは、141.56keVであり、37MBq当たりの崩壊熱量は0.838
Wになる。
Gdの放射線をカロリメータ内で完全に吸収させて、熱エネルギーに変換することができれば、熱量測定により崩壊数を求めることができる。そこで双子熱伝導型カロリメータのセル内に、銅製の放射線吸収体を挿入し、その中に
Gd線源を入れ、吸収体の温度上昇分を測定することを試みた。試料中の放射性不純物は
線スペクトロメトリによって同定したところ、
Eu,
Eu,
Cs,
Co等を検出したがその量は熱量に換算して高々0.04
Wであり
Gdの発熱量に比して無視できる程度であった。測定の不確かさは、2GBq程度の線源に対して
1.6%(3
)であった。