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杉田 剛; 岡村 浩之; 長縄 弘親; 下条 晃司郎
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溶媒抽出法の効率は抽出剤に依存するため、優れた抽出剤の開発が不可欠である。近年、我々は、アミド基とカルボキシ基をエーテル鎖で連結した構造を持つ抽出剤(DODGAA)を開発した。この抽出剤は単純な構造を持ちながら、様々な金属イオンに対して優れた抽出能を示す。本研究では、ジグリコールアミド酸(DGAA)型抽出剤の各官能基が及ぼす抽出特性への影響を調べるため、アミド基、エーテル鎖、酸性基をそれぞれ変えたDGAA型抽出剤を合成し、その金属イオン抽出挙動をDODGAAと比較した。
岡村 浩之; 下条 晃司郎; 長縄 弘親; 井村 久則*
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液-液抽出は、互いに混じり合わない二つの溶媒間で溶質が分配する現象を利用した最も効果的な分離法の一つである。近年、従来の有機溶媒に代わる新たな溶媒としてイオン液体が広く研究されている。イオン液体は液状イオン交換体として働くことから、中性種だけでなく荷電化学種もイオン液体に抽出が可能になる。本研究では、従来の抽出系に対するイオン液体抽出系の特異性と優位性を明らかにするために、イオン液体[Cmim][Tf
N]系におけるランタノイド(III)の抽出特性をアニオン性キレート配位子(Htta)と協同効果剤として疎水性中性配位子(TOPO)を共存させた条件で検討した。協同効果によりランタノイド間の相互分離特性が大きく変化することが明らかになった。
坂本 文徳; 香西 直文; 田中 万也; Grambow, B.*
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福島第一原発事故から6年が経過した。しかし、森林地帯の除染はほとんど手つかずのままである。福島県内の森林土壌の効率的な除染方法を開発するため、最初に我々は約1500種類の真菌によるCs-137の濃集試験を通して真菌の菌糸に濃集するCs-137の放射能を評価する方法を考案した。そして、栄養培地、Cs-137を効率的に濃集する真菌の菌糸、そしてゼオライト, バーミキュライト, 金雲母の混合鉱物で構成される薄い除染バッグを製作した。その除染バッグは福島の森林内の汚染土壌からCs-137を濃集した。鉱物無しでは、菌糸の死後Cs-137が環境中に再放出する。鉱物を加えることにより、菌糸中のCs-137は菌糸の死後も鉱物に安定的に固定された。
奥村 雅彦; 中村 博樹; 町田 昌彦
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本発表は、これまで本室で行われてきた粘土鉱物における放射性セシウム吸着シミュレーションの結果の総合的な報告である。粘土鉱物の基盤表面、エッジ、ほつれたエッジ、層間吸着サイトのそれぞれの吸着シミュレーションの結果を報告し、各国の専門家と議論を行う。