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今井 康彦*; 依田 芳卓*; 北尾 真司*; 増田 亮; 東谷口 聡*; 稲葉 千雅*; 瀬戸 誠
Advances in X-ray/EUV Optics and Components II (Proceedings of SPIE Vol.6705), p.670512_1 - 670512_7, 2007/00
サファイアの(9 1 -10 68)面への垂直入反射を用いる、Te(核共鳴エネルギー35.49keV)の放射光核共鳴散乱用の高分解能分光器を開発した。エネルギー分解能は7.5meVであり、が達成された。このエネルギー域は、通常のSiを用いた高分解能分光器では反射率が低くなってしまうため、新しい分光器が必要とされてきた領域である。この高分解能分光器によって、Teを含む物質に対して、Te元素選択的なダイナミクスの研究や、電子状態の研究が可能になると考えられる。
岸本 牧
no journal, ,
X線レーザーの応用研究を広げるためには、X線レーザーの高繰り返し化が不可欠である。さらにX線レーザーパルスの効率的な発生のためのX線レーザー発振条件の最適化は、高繰り返し化を達成するために非常に重要である。日本原子力研究開発機構では、X線レーザーを用いた応用研究推進のために、ジグザグスラブアンプを用いた新しいタイプの高繰り返しX線レーザードライバの開発を行っている。さらにX線レーザー発振条件の最適化のために、従来X線レーザードライバの前置増幅器部に使われていた再生増幅器の代わりに、光パラメトリック増幅(OPCPA)を用いた新しい前置増幅器を開発し、プリパルスとメインパルスの強度比といったポンピング条件を制御することによってX線レーザー発振条件の最適化研究も行っている。そして高繰り返しX線レーザーが開発されたあかつきには、これを用いてX線レーザーを使った応用研究を進める予定である。本会議では、高繰り返しX線レーザー開発の現状とそれを用いた応用研究の進捗状況について話をする。