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井戸村 泰宏
no journal, ,
ジャイロ運動論的トロイダル5次元full-fオイラーコードGT5Dはスティフな線形4次元移流演算子に陰解法時間積分が適用する半陰解法差分スキームに基づいており、高速な運動論的電子の陰解法差分ソルバが全体の80%以上の計算コストを占める。この陰解法ソルバは元々クリロフ部分空間法を用いて開発されたが、大域的集団通信と袖通信が最新の演算加速環境におけるボトルネックとなってきた。この課題を解決するために、新しい半精度前処理を用いて収束特性を向上し、反復回数と通信回数を一桁削減した。富岳で新たにサポートされた半精度SIMD演算を活用して半精度前処理を用いた省通信ソルバを開発し、これをSummitにも移植した。新しい省通信ソルバによって富岳とSummitの両方で大幅な性能向上を達成し、開発手法の性能移植性を示した。
Grandgirard, V.*; 朝比 祐一; Bigot, J.*; Bourne, E.*; Dif-Pradalier, G.*; Donnel, P.*; Garbet, X.*; Ghendrih, P.*
no journal, ,
将来の核融合装置のためにはプラズマ乱流輸送や熱輸送を理解することが重要である。プラズマコアの乱流については非線形の5次元ジャイロ運動論コードによってモデル化可能である。一方で、境界壁付近のプラズマのエッジ領域のモデル化は困難となっている。これらを同時にモデル化するためにはエクサスケール計算機が必須である。エクサスケール計算の準備として、OpenMP4.5taskレベル並列に関する取り組みや、Kokkosによる性能可搬実装のためのコード再設計について説明する。