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武田 修一*
日立評論, 90(1), p.016 - 017, 2008/01
日本原子力研究開発機構(JAEA)高速増殖原型炉もんじゅ納め総合漏えい監視システムが完成した。このシステムは、ナトリウム漏えい時の運転員の状況判断支援を目的とし、中央制御室の総合漏えい監視盤にナトリウム漏えいにかかわる情報を一括表示する。現在、機能試験を完了し、2008年10月のもんじゅ運転再開に向けてシステム運用中である。
佐山 寧*
日立評論, (78), P. 63, 1996/01
日立評論平成8年1月号に高速増殖原型炉「もんじゅ」の初併入達成を紹介する。主な記載事項は下記の通り。(1)「もんじゅ」の概要と初併入達成までの概略経緯(2)出力試験の実施体制(3)弊社納入主要機器設備(4)今後のスケジュール
小林 正三郎*
日立評論, 1995(1), P. 62, 1995/01
日立評論平成7年1月号に高速増殖原型炉「もんじゅ」の初臨界達成を紹介する。主な記載事項は下記の通り。(1)「もんじゅ」の概要と初臨界達成の状況(2)臨界試験の実施体制(3)弊社納入主要機器設備(4)今後のスケジュール
栗山 将; 長谷川 徹*; 小椋 二郎*; 大西 隆雄*; 木村 洋*
日立評論, 58(3), p.247 - 252, 1976/03
原子力発電所の建設が促進され、安全性の追及が厳しくなるなかで、米国においてケーブルの認定試験規格が新しく制定された。この規格に合格するケーブルを開発するため、耐放射線性材料の開発を行なうとともに、新しく試験設備を設置してケーブルの特性の確認を行なった。その結果、われわれのケーブルが十分な性能をもっていることを確かめた。本稿では、この規格の特徴である二つの要求性能試験を中心に述べる。一つは40年の通常運転後に事故が1回発生した場合を想定した一連の試験であり、他の一つは、グループになった多条ケーブルが火災を伝播させないことを確かめる試験である。これら両特性を満足するには耐熱性,耐放射線性,耐高温水蒸気性が優れ、しかも難燃化した架橋ポリマ材料を使用する必要のあることを確認した。
東條 隆夫; 近藤 眞; 寺西 一夫*
日立評論, 54(5), p.1 - 5, 1972/05
炉内中性子測定に適していると考えられるRhおよびCoエミッターの2種の自己出力型検出器の特性測定を原研4号炉で行なった。その結果、Coエミッター検出器は即応答性であるが、その中性子感度が低いため、雑音電流や長寿命核種の生成によるバックグラウンド電流、とくにコレクターの放射化による逆電流の影響が無視できず、中性子測定に問題を残していることがわかった。一方、Rh検出器は応答時間が遅く、中性子束変化に直ちに追従できないが、中性子感度が高いため、検出器飽和出力電流にとくに逆電流などの補正を加えることなく、中性子束測定が可能であることが明らかになった。
東條 隆夫; 近藤 眞; 寺西 一夫*
日立評論, 54(5), p.399 - 403, 1972/00
炉内中性子測定に適していると考えられるRhおよびCoエミッタの2種の自己出力形検出器の特性測定を原研4号炉(JRR-4)で行なった。その結果,Coエミッタの検出器は即応答性であるが,その中性子感度が低いため,雑音電流や長寿命核種の生成によるバックグランド電流,特にコレクタの放射化による逆電流の影響が無視できず,中性子束測定に問題を残していることがわかった。一方,Rh検出器は応答時間が遅く,中性子束変化に直ちに追従できないが,中性子感度が高いため,検出器飽和出力電流,特に逆電流などの補正を加えることなく中性子束測定が可能であることが明らかになった。
村山 衛; 近藤 嶺一*; 河原 愈*
日立評論, 71(10), 991 Pages,
ウラン資源の有効利用を目指し、動力炉・核燃料開発事業団が中心となり国家プロジェクトとして建設中の高速増殖炉もんじゅ発電所は、昭和60年10月に本格着工して以来、建設工事の総合進捗率は約69.4%に達し、機電工事は平成4年10月の臨界に向けてまさに最盛期を迎えている。本稿は、本プロジェクトに関し、最近の開発の動向について概説するとともに、日立製作所の果たしている主要な役割、具体的活動状況および成果について紹介する。
井上 達也; 岩間 次男*; 樋口 真一*; 山川 正剛*; 福田 嘉男*
日立評論, 71(10), 1005 Pages,
高速増殖炉もんじゅ発電所1次主冷却系中間熱交換器は、1次主冷却系機器の中で重要な機器であり、原子炉で発生した熱を1次ナトリウムを通じ、2次ナトリウムに伝達するたて型無液面平行向流型、交換熱量238MWの大型熱交換器である。中間熱交換器は、材料のクリープ温度で運転され高温ナトリウムによる熱衝撃条件のもとで使用されるため、熱応力の緩和対策が、また、性能確保の面から機器内での均一な流動分布を得るために、各部に構造上の配慮が必要である。このため、綿密な計画のもとに、伝熱・流動、材料、構造強度、製作技術などの開発を進めてきた。中間熱交換器は本年6月、7月に相次いで工場完成し現地に据付けられた。この機会に開発された技術並びに製品の紹介を行うものである。
和泉 啓; 金戸 邦和*; 栗原 国寿*
日立評論, 71(10), 997 Pages,
高速増殖炉もんじゅ発電所は、高速実験炉「常陽」に比べ、大型・高温化され、かつ、蒸気発生器設備が新設された発電プラントであり、将来の実証炉に引継ぐ原型炉として、高い安全性と信頼性が要求される。日立製作所は、1次冷却系設備および2次冷却系設備のうち蒸気発生器(過熱器)などを担当し、高速実験炉「常陽」の設計経験と運転実績を反映するとともに、新規設備に対しては実機モデルによる各種試験結果に基づき、高速増殖炉の特徴を生かした炉心・燃料設計、信頼性の高い運転が可能な冷却系のシステム設計ならびに運転員保護のしゃへい設計などの設計作業を完了した。
山崖 佳昭; 仲平 四郎*; 林 洋二郎*; 下屋敷 重広*; 天田 達雄*
日立評論, 71(10), 1013 Pages,
「もんじゅ」用主循環ポンプは、各種研究成果に基づいて設計され、法規制上の高速原型炉第1種ポンプとして高品質を確保するための特別な生産体制の下で、このほど工場完成に至った。本発表は、主循環ポンプにかかわる研究経過の概要と、「もんじゅ」用主循環ポンプの設計・製作および工場試験までの内容について述べたものである。
佐藤 勲雄; 永井 文夫*; 渡部 正敏*; 工藤 継吉*
日立評論, 71(10), 1029 Pages,
高速増殖炉もんじゅ発電所において、万一の1次系ナトリウムの漏洩対策として1次冷却系室の内面に設置しているライニングは、気密性のセルライニングで、施工面積が約12700m2と広く、また断熱材を有するとともに冷却系設備との取合が多いなどの特徴を有している。このため、建築工事との取合も含めて、部分モックアップの試作などによる検討を重ね、壁先付けライナパネルに代表される合理的な構造および施工法を開発して工事を進めてきた。現在、1次冷却系室用ライニングは順調に工事が進行中であり、平成元年8月現在工事進捗率は施工面積の約75%に達している。
井上 達也; 今川 信作*; 高橋 庸一*; 前谷 弘道*
日立評論, 71(10), 1035 Pages,
もんじゅ1次冷却系ナトリウムの取扱い技術に関する機器について、設計、研究開発、製作上の技術的特徴を述べた。対象機器としては、ナトリウム純度管理用機器として、コールドトラップ、プラギング計、ナトリウムサンプリング装置、ナトリウム移送用機器として、電磁ポンプ、及びナトリウム貯留用機器として、大型タンクとガードベッセルについて記述している。これら、ナトリウム機器は、多くの使用実績に基づき構造が設定されてきており、その内容を説明するとともに、「もんじゅ」用仕様については、性能試験により確認をして、製作に反映したことを説明している。