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滝塚 貴和
Frontier and Perspective of Nuclear Science, 0, p.235 - 246, 1996/00
原研では、国のオメガ計画のもとで、長寿命放射性廃棄物の加速器による消滅処理の研究を行っている。高エネルギー陽子を照射する重金属ターゲットから発生する核破砕中性子をMAを燃料とする未臨界高速炉心に投入し、主としてMAの核分裂反応を利用して消滅処理を行う専用ハイブリッドシステム概念の検討を進めた。ハイブリッドシステムはエネルギーバランスが良く、大量の消滅処理が可能であり、臨界炉と比べて安全性に優れている。高速中性子により、高次MAの蓄積が少ない効率的な消滅処理ができる。専用システムにより、階層核燃料サイクルを構成できる。システム設計研究、コード開発、核破砕積分実験、大強度陽子加速器開発等を進めており、また中性子科学研究計画のもとで、大強度陽子加速器、消滅処理実験施設、基礎研究実験施設の建設を提案し、検討を開始した。