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論文

Study of neutron-capture reactions by high-energy $$gamma$$-ray spectroscopy

後神 進史; 原田 秀郎; 大島 真澄; 小泉 光生; 古高 和禎; 藤 暢輔; 北谷 文人; 中村 詔司; 木村 敦; 金 政浩; et al.

KURRI Progress Report 2007, P. 90, 2008/06

マイナーアクチノイド等の中性子捕獲断面積測定技術の一環として、中性子捕獲反応で放出される即発$$gamma$$線のエネルギー分布が各中性子共鳴ごとに変化する様子を調べた。京都大学原子炉実験所の電子線形加速器で発生するパルス中性子を、$$^{238}$$Uサンプルに照射し、全立体角Geスペクトロメータを用いた飛行時間法により、各中性子共鳴ごとの$$gamma$$線分布を高いエネルギー分解能で測定した。この結果、重い原子核である$$^{238}$$Uの場合にも、広い$$gamma$$線エネルギー範囲に渡り即発$$gamma$$線の強度分布が共鳴ごとに大きく変化するようすを観測し、中性子捕獲断面積のデータ解析で必要となる重要な知見を得た。

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