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幕内 恵三; 吉井 文男; F.Akhtar*; S.Varghese*; 勝村 傭介*
Proc. of 6th Int. Conf. on Radiation Curing (RadTech Asia'97), p.836 - 839, 1997/00
天然ゴムラテックス工業における低エネルギー電子加速器の利用の可能性について、(1)放射線加硫及び(2)表面改質の両面から検討した。(1)の放射線加硫では、かき混ぜ装置の付いた照射容器を用いることにより、従来は不可能と考えられていた天然ゴムラテックスの大量照射を可能にした。(2)の表面改質では、放射線加硫ラテックスフィルムに親水性モノマーを塗布し、電子線を照射することにより、親水性ハイドロゲルの薄膜をつくり、ゴム表面の粘着性を下げることができた。
広田 耕一; 箱田 照幸; 橋本 昭司
Proc. of RadTech Asia'97, p.816 - 819, 1997/00
ガス状の芳香族系揮発性有機化合物(ベンゼン、トルエン、キシレン等)に電子線照射し、分解率と生成物について調べた。その結果、揮発性有機化合物は分解され、ガス状物質とエアロゾルを生成した。生成したガス状物質は主にギ酸、酢酸等の脂肪族系の有機酸の他、一酸化炭素及び二酸化炭素であることが分かった。また、エアロゾルは平均粒径をおよそ100nmとする分布をもち、炭素、水素、窒素及び酸素により構成されていた。そして、その生成には窒素酸化物が大きく関与していることが分かった。本報告では、照射前後のマスバランス(mgC/Nm)及び照射された揮発性有機化合物の構造によるエアロゾル濃度の相違の他、実際のプロセスへの応用の可能性について紹介する。
吉井 文男; 幕内 恵三; 円城寺 太郎*; 板倉 武*; 三友 宏志*
Proc. of RadTech Asia'97, p.825 - 827, 1997/00
ポリ(3-ヒドロキシブチレート)共重合体(バイオポール)、ポリブチレンサクシネート(ビオノーレ)及びポリビニルアルコール・澱粉ブレンド(マタビー)の生分解性を加速するため、照射効果を調べた。生分解性は、酵素水溶液及び土壌埋設中の微生物の分解による力学的性質の低下及び重量減少から評価した。未照射粉末バイオポールは、酵素(リパーゼ)により、12時間の処理で30%の分解に対し、50kGy照射したものは、同じ処理で80%分解した。土壌埋設試験では、試料の重量減少より力学的性質の低下の方が顕著に現れる。50kGy照射では、2か月埋設で、重量減少はわずかであるが、伸びや強度はなくなり、脆いものになる。このように、照射による分解が、その後の生分解を促進することが確認できた。
杉本 雅樹; 瀬口 忠男; 岡村 清人*
Proc. of RadTech Asia'97, p.410 - 413, 1997/00
有機高分子からセラミックSiC繊維への製造工程の不融化処理を放射線照射で行うことにより、繊維中の酸素量を制御でき、高耐熱性の繊維が合成できることを述べる。またその繊維の不融化及び焼成反応過程を、分解ガス、ラジカル、力学特性より解析し反応機構と繊維の特性について考察する。