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玉井 広史; 朝倉 伸幸; 逆井 章; 細金 延幸; 伊丹 潔; 木島 滋; JT-60グループ
26th European Physical Society Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics, 23J, p.409 - 412, 1999/00
高い放射冷却状態と高性能コアプラズマとの両立を実現させるために必要な両側ダイバータデタッチ状態では、プライベートドーム内側と外側の中性粒子圧力バランスが一定であることを内側排気付きW型ダイバータで発見した。この圧力バランスの領域は、ダイバータ形状・排気の有無により大きく異なり、ダイバータ中性粒子のX点への逆流をいかに抑制するかで決まる。最近改造した両側排気では、外側も排気されるとともに、ドームとセパラトリクス間の空隙をより小さくできるため、中性粒子の遮蔽効果が高まるとの予測通り、X点への逆流抑制が顕著であり、この結果、デタッチ状態が出現する圧力バランスの領域が、内側排気のみのときと比べて大きく拡張した。これは、今後、予定しているガスパフを用いた中性粒子圧力比の帰還制御による両側デタッチ状態の維持の可能性をより明確に支持する実験結果である。
杉原 正芳; Y.Igitkhanov*; G.Janeschitz*; 波多江 仰紀; L.Horton*; A.Hubbard*; 鎌田 裕; J.Lingertat*; T.Osborne*; W.Suttrop*; et al.
26th European Physical Society Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics, p.1449 - 1452, 1999/00
H-モードの境界ペデスタルの幅と高さのスケール則をITERペデスタルデータベースを用いて導出することを試みた。これまでの個々の装置によるペデスタル幅のパラメータ依存性はそれぞれ非常に異なっているが、電場のシェアーを作り出すイオンバナナ幅が基本的パラメータと考えられる。ここではさらに磁場シェアーによる不安定性の抑制をもうひとつの支配パラメータとして導入し、放電領域により異なった依存性を説明する。さらにすべての装置のペデスタル高さのスケール則が理想バルーニングモードによる圧力勾配とイオンバナナ幅の積によりうまく整理できることを示した。これにさらに放電領域、プラズマ形状、サイズパラメータを導入しITER予測を試みた。
松本 宏; Boucher, D.*; Mukhovatov, V.*
26th European Physical Society Conference on Controlled Fusion and Plasma Physics (CD-ROM), 4 Pages, 1999/00
低コスト・オプションITERはQ~10、核融合出力500MWを約500秒維持することを設計条件としている。また非誘導放電によるQ~5の定常プラズマ運転の達成も設計目標となっている。現在検討が進められている低コスト・オプションITERの運転性能を1次元トカマク・シミュレーション・コード、PRETORを用いて誘導放電/高Q運転モード、非誘導/定常運転モード時につき、予測した結果を発表する。また中性子を発生させない水素プラズマでの運転は、ITERの初期立ち上げ調整運転として重要であるが、物理実験の見地からも非核環境下で行う低コスト実験フェーズとして意味がある。PRETORコードを用いて水素プラズマでの運転領域、特性を予測した結果も発表する。