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吉井 文男; 嘉悦 勲
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.115 - 126, 1983/00
被引用回数:13 パーセンタイル:45.83(Biochemistry & Molecular Biology)ガラス化性モノマーの放射線重合により調製したポリマーフィルム上での細胞の増殖性において、細胞の増殖性に影響すると思われるポリマーの荷電性、水とのぬれやすさおよび吸水率の効果を調べた。この中で増殖性にはポリマーの吸水率が最も大きな効果があり、ポリマー表面が疎水性であるほど増殖性が大きかった。主鎖にオキシエチレン基をもつジメタクリレートポリマーでは、オキシエチレン基の数が2,3の吸水率が2~3%のところで最も細胞の成長が大きかった。この最も増殖性の良い基材は市販の培養皿と同程度の増殖性であった。基材に接着した細胞の形態は、吸水率が低く、細胞が増殖しやすいほど基材の表面に細胞が大きく広がり、強固に接着して増殖していることが判った。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.145 - 151, 1983/00
被引用回数:14 パーセンタイル:47.76(Biochemistry & Molecular Biology)液体燃料としてのエタノールを連続的かつ高速で、糖から生産することを目的として、放射線重合法を用いて酵母を固定化した。特に、放射線重合性のモノマー組成、水との混合比を変えて、担体の化学的組成・物理的構造を連続的に変化させ、発酵活性との関係を調べることを意図した。得られた固定化酵母のうち、最も活性の高いものを用いて発酵反応を行わせると、150合で100%の糖が、エタノールに変換されるという極めて高い活性の固定化物であることが判明した。この高い活性は500時間以上、保たれた。
熊倉 稔; 嘉悦 勲; 鈴木 実枝子*; 足立 正一*
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.87 - 96, 1983/00
被引用回数:9 パーセンタイル:34.98(Biochemistry & Molecular Biology)放射線重合法により
-フェトプロテイン抗体、酵素標識した
-フェトプロテイン抗体、パーオキシダーゼ、パーオキシダーゼ抗体などを膜状および小粒子状に固定化した。膜状固定化物は親水性モノマーを用い塊状固定化物を切片化することにより多孔構造を持った表面積の大きい固定化物にすることができ、固定化物の膜厚を変えることにより活性が変化した。20
mの厚さにおいて活性が極大になり抗体の脱離もないことが明らかになった。粒状固定化物はサスペンジョン重合により調製し、活性は粒径の大きさに依存することが明らかになった。この
-プロテイン抗体の固定化物を用い5
10
g/mlの
-プロテインを測定分析できることが明らかになった。
吉井 文男; 嘉悦 勲
Appl.Biochem.Biotechnol., 8, p.505 - 513, 1983/00
被引用回数:5 パーセンタイル:21.47(Biochemistry & Molecular Biology)放射線同時グラフト法によりポリフッ化ビニル(PVF)に種々のモノマーをグラフト重合し、ポリマー表面のぬれ特性と凹凸構造による肝とC
細胞の粘着性と増殖性について調べた。HEMAやメタクル酸のような親水性モノマーを5~10%グラフトしぬれ特性が増加した表面においては、細胞の植えつけ直後の初期粘着がグラフトしていないポリマーより1.3~1.5位も増加した。その結果増殖性も著しく増加した。高グラフトした場合は、吸水性が増すために細胞と基材との粘着性および増殖が抑制された。また、アセトンを溶媒として、MMAのグラフト重合によって表面に3~5
m程度のブロック体を層状に並べたフィルム上でも未グラフト表面よりも細胞の粘着性と増殖性が著しく増加した。さらに、同じ表面構造をPEのフィルムにも形成して調べた結果、細胞の粘着性と増殖性がPVF-MMAの系と同様に未グラフトにくらべて約1.5倍も増加した。