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佐賀山 豊
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 0 Pages, 2003/00
FBRサイクル実用化戦略調査研究のフェーズIIでは、主要技術の成立性見通しと候補概念の明確化に必要な定量的なデータ取得のための要素技術開発並びにそれらに基づく設計研究を実施している。これらの研究開発により、複数の有望なFBRサイクル概念の検討を進めるとともに、各々のサイクル概念に対する開発計画の策定を行っている。本資料では、炉システム及び燃料サイクルシステム概念及び総合評価並びに開発計画策定の検討現状についてまとめたものである。
井上 賢紀; 岩井 孝*; 荒井 康夫*; 浅賀 健男
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 1694 Pages, 2003/00
日本原子力研究所との共同研究で実施した高速炉用ウラン-プルトニウム混合窒化物燃料の「常陽」照射試験結果についての総合報告を行う。燃料ピン製作を原研、照射を サイクル機構、照射後試験を両者で実施した。窒化物燃料の性能評価として、高燃焼度化に向けた最重要課題である燃料スエリング挙動に着目した検討を行った。燃料ピン外径は、燃料スエリングと機械的相互作用の発生に対応した特徴的な変化を示した。また、燃料ピン横断面の一次元定常伝熱解析を行い、燃料スエリング挙動に及ぼ す温度効果の検討を行った。窒化物燃料の高燃焼度化にあたっては、制御棒開発成果を参考とした燃料スミア密度とギャップ幅の最適化と高燃焼度までのFPガスの放出・保持挙動の解明が重要であることがわかった。
一宮 正和; 水野 朋保; 此村 守
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 0 Pages, 2003/00
実用化戦略調査研究の中で、開発目標とした安全性、環境負荷低減性、経済性、資源有効利用性、核拡散抵抗性の各点を十全に満たすナトリウム冷却高速増殖炉の概念を構築した。同炉概念は適切な燃料サイクルと相俟って、GenⅣ等の次世代核燃料サイクルの有望な候補である。
逢坂 正彦; 逢坂 正彦; 小山 真一; 三頭 聡明
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 0 Pages, 2003/00
高速実験炉「常陽」にて照射されたMOX燃料中のCm同位体を放射化学的分析手法により分析した。Cmを陰イオン交換クロマトグラフィーにより分離し、質量分析法及びスペクトロメトリーによりCm同位体を定量したところ、Cm含有率は軽水炉のものより大幅に小さいことが分かった。分析値を用いてCm同位体の高速炉内における核変換特性を様々な観点から評価し、Cmの変換速度は既存の値よりも大きいこと等を明らかにした。本分析・評価により、高速炉がCmの消滅に適していることを実験的に示すことができた。
井上 明; 藤井 敬治; 井上 明; 難波 隆司; 佐藤 浩司
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 0 Pages, 2003/00
FBRサイクル実用化戦略調査研究の一環として酸化物電解法に関し、現状の知見に基づき、経済性向上を目指した合理化プロセスを構築し、さらに機器設計、セル内機器配置設計等のシステム設計を実施し、経済性について検討した。その結果、合理化による設備削減や建屋縮小で資本費の低減が見込まれた。今後の施設設計において、操業費も含めた総合評価でも、経済性の向上が見込まれることが分かった。
佐藤 浩司; 藤岡 綱昭; 中林 弘樹; 北島 庄一; 横尾 健*; 井上 正*
Global 2003; International Conference on Atoms for Prosperity: Upda, 0 Pages, 2003/00
FBRサイクルの実用化戦略調査研究の一環として、38tHM/y処理規模の金属燃料リサイクルシステムについて、経済性、操業性、安全性、環境負荷低減性、核拡散抵抗性等に配慮したシステム設計を実施した。その結果、4対の電極を装荷した大電解槽や続処理方式の陰極処理装置等の採用、質量管理と化学形態管理等を行うことにより、臨界安全性を担保しつつ処理速度の向上が図れる見通しを得た。また、同処理規模の先進湿式リサイクルシステムとのセル、建屋容積、廃棄物発生量の比較により、小型プラントの乾式システムの経済性、環境負荷低減性の観点からの優位性が示された。