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岩元 洋介; 八島 浩*; 佐藤 大樹; 萩原 雅之*; 岩瀬 広*; 中村 尚司*; 嶋 達志*; 民井 淳*; 畑中 吉治*
IAEA-TECDOC-1743, Annex (CD-ROM), p.177 - 188, 2014/07
発表者等は、大阪大学核物理研究センター(RCNP)のサイクロトロン施設において、中高エネルギー範囲(100400MeV)の
Li(p,n)反応を用いた準単色中性子照射場の開発と、中性子ビームを用いた断面積測定及び遮蔽実験を行った。準単色中性子のピーク強度は、入射陽子エネルギーによらず1
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個/sr/
Cで、全中性子強度に対するピーク成分の比は0.4
0.5であることを明らかにした。また、開発した準単色中性子ビームを用いて、ビスマスの放射化断面積測定,中性子弾性散乱断面積測定及び遮蔽実験等を行い、それぞれ精度良い実験データを取得することに成功した。このように、RCNPの中性子照射場は、中高エネルギー範囲の中性子入射に対する核データ測定、遮蔽実験等に適している。
古高 和禎; 藤 暢輔; 松江 秀明
IAEA-TECDOC-1743, Annex (CD-ROM), p.29 - 32, 2014/07
この論文では、研究3号炉の中性子ビームラインに設置された2つの即発線測定施設であるPGA及びMPGA実験装置の現状について簡潔に記す。それぞれの装置について、ビームライン及び照射試料保持機構の構造、照射位置での中性子強度、そして用いられている
線検出器に関する情報を記した。
谷村 嘉彦; 古渡 意彦; 吉富 寛; 西野 翔; 吉澤 道夫
IAEA-TECDOC-1743, Annex (CD-ROM), p.133 - 138, 2014/07
原子力機構の放射線標準施設棟では、4MVペレトロン加速器を利用して、8keVから19MeVまでのエネルギー領域の単色中性子校正場を開発した。単色中性子は、陽子又は重陽子を加速して、ターゲット(スカンジウム,フッ化リチウム,チタン吸蔵トリチウム及び重水素ガス)に照射することにより発生させる。高圧ターミナルに設置されたパルス化装置により、加速粒子のパルス化が可能で、最小2nsのパルス中性子を発生できる。中性子フルエンスは、ボナー球測定器,リチウムガラス検出器、ポリエチレンコンバータ付き半導体検出器、BC501A有機液体シンチレーション検出器などを用いて評価した。当該校正場は、発生できる中性子フルエンス率が小さいため、放射化法を利用した核反応断面積の取得には不向きであるが、即発線などを利用した測定には有効である。