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栗原 良一; 植田 脩三
Int.J.Press.Vessels Piping, 30(1), p.37 - 56, 1987/01
被引用回数:1 パーセンタイル:54.87(Engineering, Multidisciplinary)人工欠陥を有するハステロイX製円筒型試験体を用い、900Cの温度下で内圧クリープ試験を実施している。この試験の目的はクリープ強度に及ぼす欠陥の深さと長さ影響を調べることにある。2種類の円筒型試験体が使用され、一つは肉厚が3.0mmを有し、他の一つは6.0mmの肉厚を有している。軸方向切欠きはフライス盤により試験体の外表面に加工した。試験では試験体の径方向変位が石英ガラス棒を通してダイアルゲージにより測定された。また、クリープき裂の深さの増加は電位差法により測定された。
植田 脩三; 栗原 良一; 宮崎 則幸; 磯崎 敏邦
Int.J.Press.Vessels Piping, 18, p.161 - 176, 1985/00
被引用回数:3 パーセンタイル:77.85(Engineering, Multidisciplinary)本論文はBWR・LOCA条件下で行った4インチ口径パイプホイップ試験に関する解析結果について述べたものである。パイプ-レストレント系の動的構造解析は汎用有限要素法計算コードADINAを用いて行った。試験配管はビーム要素でモデル化した。4本のレストレントは1本のトラス要素でモデル化した。実験結果と比較して得た結論は次の通りである。(1)衝突時間、最大レストレント反力については実験結果と一致した。(2)パイプひずみの最大値はレストレントのオーバハング長さが短い時ほぼ予測できる。(3)パイプ変位は実験と解析とで良い一致は得られなかった。パイプ先端の変位は解析値の方が小さくなる。
宮崎 則幸*; 植田 脩三; 磯崎 敏邦; 栗原 良一; 矢野 歳和; 加藤 六郎; 宮園 昭八郎
Int.J.Press.Vessels Piping, 15, p.125 - 150, 1984/00
被引用回数:9 パーセンタイル:89.92(Engineering, Multidisciplinary)本論分は7th International Confrence on Structural Mechanics in Reactor Technology(1983年8月、シカゴ、USA)において発表する内容を論文の形にまとめたものである。パイプホイップ現象に及ぼすオーバハングの効果を明らかにするために、配管試験体とレストレントとのギャップを一定とし、オーバハング長さを250mm、400mm、650mmと変えて、PWR LOCA条件でパイプホイップ試験を行った。この試験で用いた配管試験体の口径は4インチ、レストレントはU型である。試験から得られた主要な結論は以下の通りである。(1)オーバハングが短いほど、レストレントは配管のホイップ運動を有効に拘束する。(2)オーバハングが短いほどレストレント支持構造物に作用する荷重は大きくなる。(3)Gerberの塑性崩壊条件を用いて、ホイップ運動をしている配管の塑性崩壊オーバハング長さを予測できる。更に有限要素法解析プログラムADINAを用いて、パイプホイップ試験の解析を行い、試験結果と解析結果とを比較した。
宮崎 則幸; 柴田 勝之; 渡辺 隆之*; 田形 一則*
Int.J.Press.Vessels Piping, 15, p.37 - 59, 1984/00
被引用回数:3 パーセンタイル:80.7(Engineering, Multidisciplinary)本報では、種々の三次元構造物中の表面き裂の応力拡大係数を有限要素法計算プログラムEPAS-J1を用いて求め、この解と他の有限要素解、あるいはASME Sec.XIに示されている手法を用いた簡易評価法による解と比較した。簡易評価法のうち、NewmanとRajuにより提案された式を用いた場合については、き裂縁に沿った応力拡大係数の分布も求められるので、この分布について、EPAS-J1による結果と比較した。結果は、次の3つの問題について示されている。(1)平板中の埋没、あるいは表面円き裂。(2)内圧を受ける円筒の中の軸方向楕円表面き裂(3)面内曲げ荷重を受けるエルボ中の軸方向楕円表面き裂。これらの解析から、EPAS-J1は、ほぼ妥当な応力拡大系数値を与えることが分った。
植田 脩三; 栗原 良一; 大場 敏弘
Int.J.Press.Vessels Piping, 10, p.465 - 480, 1982/00
被引用回数:1 パーセンタイル:61.66(Engineering, Multidisciplinary)本報は軸方向はおよび周方向切欠をつけたSUS304ステンレス鋼製円筒のクリープ試験結果をまとめたものである。内圧は75kg/cm、試験温度650
Cである。切欠によるクリープ強度の低下は軸方向欠陥の場合Hahn,Eiberらが提案した延性破断の式を形式的にクリープ破壊に適用して約10%以内の誤差で予測できることが判明した。周方向切欠の場合は延性破断の式では予測できなかった。汎用有限要素法を用いて計算を行なったところ切欠が板厚1/3を超える深さになると延性破断の式では考慮されていない曲げ応力が発生し、この応力はクリープによっては緩和しないことが原因であると判明した。電気抵抗法により切欠底からのクリープき裂進展をモニターしクリープき裂伝播速度を求めた。クリープき裂伝播速度を応力拡大係数と実断面応力に対して整理してみた。しかしどちらのパラメータが良いかの結論は得られなかった。