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吉朝 朗*; 村井 敬一郎*; 有馬 寛*; 片山 芳則
International Journal of Modern Physics B, 25(31), p.4159 - 4162, 2011/12
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Applied)高圧下での先端材料の精密構造解析がX線吸収微細構造(XAFS)と回折手法のそれぞれの利点を活用して行われた。高温高圧下その場観察測定は放射光施設とマルチアンビル型大容量圧力装置を用いて行われた。XAFSスペクトルは高温高圧下の相関係の研究に有用である。XAFSデバイワラー因子は圧力や温度に依存する非調和有効ポテンシャルを与える。フォノンのエネルギーと非調和性はおもに局所構造と結合の性格に影響される。
野田 章*; 中村 衆*; 岩下 芳久*; 白井 敏之*; 頓宮 拓*; 想田 光*; 大道 博行; 森 道昭; 加道 雅孝; 匂坂 明人; et al.
International Journal of Modern Physics B, 21(3&4), p.319 - 330, 2007/02
レーザーイオン源は癌治療用の加速器になる可能性を持つ。今回、レーザーの光学調整,プレパルス調整,ターゲット調整,レーザーパルス幅などを行い、レーザー駆動プロトン加速のスペクトルTOF測定をプラスチックシンチレーターを使って行った。プロトンの最大エネルギーは900keV(チタンターゲット3マイクロメートル厚)と600keV(チタンターゲット3マイクロメートル厚)であった。また、生成されたレーザー駆動プロトンのスオエクトルはマクスウェルボルツマン分布をしており、これにFR電場(レーザーとシンクロナイズされた)をかけることによって最初の位相回転に成功した。
Terranova, F.*; Bulanov, S. V.; Esirkepov, T. Z.; 桐山 博光; 田島 俊樹; Collier, J. L.*; Migliozzi, P.*; Pegoraro, F.*
International Journal of Modern Physics B, 21(3&4), p.351 - 360, 2007/02
来たるべき10年の間に、質量のあるニュートリノの物理は従来の加速器技術ではなく、今までない新規技術により開拓されるものと考えている。ここでは、新しいニュートリノソースによるニュートリノ振動研究を推進するのではなく、レーザー生成プラズマ相互作用について議論する。集団的レーザー生成プラズマ相互作用における効率の良いイオン加速は、慣性核融合研究や中性子スパレーションソースと連携を取りながら、ニュートリノより一般的な高エネルギー物理研究を切り開くものと考えられる。さらに、パラメトリック増幅による高強度レーザー技術は、慣性核融合炉用レーザーの現状の設計を大きく変えることなく応用できる。実験的な検証のために、効率の良いイオン加速領域の条件について議論する。
森 道昭; 神門 正城; 大東 出; 小瀧 秀行; 林 由紀雄; 小倉 浩一; 匂坂 明人; Esirkepov, T. Z.; 中島 一久; 大道 博行; et al.
International Journal of Modern Physics B, 21(3&4), p.407 - 414, 2007/02
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Applied)2005年9月に原子力機構において、レーザー照射実験を行い、準単色構造の電子ビームの生成に成功した。実験では、テラワットレーザービームをf=648mmの集光ミラーによってガス密度2.0-2.510
cm
(電子密度換算で4.1-5.0
10
cm
)のHeガスジェット上に集光・照射し、9-20MeVの準単色電子ビームが生成され、さらにこれを超える密度では、準単色構造が不安定になる現象も観測した。準単色電子生成の結果は後に行ったシミュレーション結果からも妥当な結果であることがわかり、理論・実験双方で連携した結果が得られている。発表では、この結果・考察に加え原子力機構における最近の超高強度レーザープラズマ相互作用の研究の状況についても報告する。
海老原 健一; 渡辺 正
International Journal of Modern Physics B, 17(1-2), p.113 - 117, 2003/01
現在、二相流の流動様式変化に伴う、複雑な界面現象を数値計算によって再現し、界面形状変化に関する情報を得るため、二相流体に対する格子ボルツマン法によって、二相流のシミュレーションを行っている。今回は、流入流出の境界条件を付加した、一成分二相の格子ボルツマン法を用い、水平層状二相流の界面成長のシミュレーションを行った。さらに、このシミュレーションによる界面現象の妥当性を調べるため、界面成長を引き起こす両相の速度差,臨界速度差を、2次元,3次元の場合について測定し、Kelvin-Helmholtzの不安定性理論と比較した。その結果、両者がほぼ一致することがわかった。なお、3次元の場合は、Euler-Darcy解析を用いた。
横田 光史
International Journal of Modern Physics B, 15(26), p.3409 - 3417, 2001/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Physics, Applied)反強磁性ポッツ模型の秩序相がどのようなものかは、解決されていない問題である。三状態ポッツ模型の場合、反強磁性転移温度直下の相が、回転対称であるかどうかが解明されていない。これは、相転移点近くでの自由エネルギー構造が微妙なものであることに起因している。モンテカルロシミュレーションは、有限サイズ効果のために、確定した結論を出すに至っていない。ここでは、ペア近似の範囲で、秩序状態とその間の鞍点に対する自由エネルギーを見積もることによって、さまざまな秩序状態をシミュレーションで区別するには、システムがどの位大きい必要があるかを考察した。