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森 勝伸*; 佐柄 克哉*; 新井 香織*; 中谷 暢丈*; 大平 慎一*; 戸田 敬*; 板橋 英之*; 小崎 大輔*; 須郷 由美; 渡辺 茂樹; et al.
Journal of Chromatography A, 1431, p.131 - 137, 2016/01
被引用回数:10 パーセンタイル:40.00(Biochemical Research Methods)Selective separation and sensitive detection of dissolved silicon and boron (DSi and DB) in aqueous solution was achieved by connecting an electrodialytic ion isolation device (EID), an ion-exclusion chromatography (IEC) column, and a corona charged aerosol detector (CCAD) in sequence. They were separated by IEC using pure water eluent. Detection of DSi and DB by the CCAD was effective for much greater sensitivity than by conductimetric detection. The EID removed salt from the sample prior to the IEC-CCAD. The combination of EID, IEC and CCAD successfully separated and determined DSi and DB in artificial seawater and hot-spring water samples by eluting pure water.
島田 亜佐子; 小澤 麻由美; 矢吹 光史*; 君山 和宏; 佐藤 賢二; 亀尾 裕
Journal of Chromatography A, 1371, p.163 - 167, 2014/12
被引用回数:15 パーセンタイル:49.87(Biochemical Research Methods)In order to analyze Mo in rubble samples from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, a separation method for Mo from Zr, Nb, and the other major elements of the rubble samples was developed. Firstly, loss of Mo during the digestion of simulated rubble samples was evaluated. Next, weight distribution coefficients ('s) of Zr, Nb, and Mo between an extraction chromatographic resin (TEtra VAlent actinide resin, TEVA resin) and acid solutions (HF-HCl and HF-HNO solutions) were determined to obtain suitable solution conditions for the separation of Mo from Zr and Nb. Based on the obtained 's, a chromatographic separation scheme was designed and applied to the digested solution of the simulated rubble sample.
齋藤 伸吾*; 佐藤 義行*; 原賀 智子; 中野 裕太*; 浅井 志保; 亀尾 裕; 高橋 邦明; 渋川 雅美*
Journal of Chromatography A, 1232, p.152 - 157, 2012/04
被引用回数:15 パーセンタイル:46.37(Biochemical Research Methods)廃棄物試料中の微量金属イオンを簡易かつ高感度に分析する方法として、キャピラリー電気泳動-レーザー励起蛍光検出法(CE-LIF)の適用性について検討した。本検討では、高レベル放射性廃棄物の発生源の一つである使用済燃料を模擬した試料溶液(コールド試料)を対象として、燃焼率測定の指標の一つであるネオジムイオンを高感度に検出することを目的として、新規に蛍光プローブを合成し、CE-LIFによる分離検出を試みた。その結果、大環状6座の配位骨格を有する蛍光プローブを用いることにより、試料溶液中に含まれるさまざまな金属イオンからネオジムイオンを分離検出することに成功した。従来の陰イオン交換による分離法では、ネオジムの単離に約2週間を要していたが、本法では数十分で分離検出が可能であり、分離に要する時間を大幅に短縮することができた。
藤原 亜佐子; 星 亜紀子; 亀尾 裕; 中島 幹雄
Journal of Chromatography A, 1216(18), p.4125 - 4127, 2009/03
被引用回数:10 パーセンタイル:31.36(Biochemical Research Methods)UTEVAレジンにより110mol/dmのThとさまざまな濃度のHFを含む硝酸溶液(15mol/dm)からThを回収するとき、Th回収率のHF濃度依存性を調べた。Th回収率はHF濃度の増加とともに減少した。ほぼ100%の回収率が得られる最大のHF濃度は、1mol/dm硝酸では約10mol/dm, 3mol/dm硝酸では約10mol/dm, 5mol/dmでは約10mol/dmであった。0.1mol/dmのHFを含む溶液に硝酸アルミニウム(0.2mol/dm)又は硝酸鉄(0.6mol/dm)をFのマスキング剤として添加するとTh回収率は1.40.3%から955%又は933%に改善された。UTEVAレジンによるThの効果的な抽出は、試料溶液中のHF濃度に応じて硝酸濃度を選択することや硝酸アルミニウムのようなマスキング剤を添加することにより達成できる。
藤原 亜佐子; 亀尾 裕; 星 亜紀子; 原賀 智子; 中島 幹雄
Journal of Chromatography A, 1140(1-2), p.163 - 167, 2007/01
被引用回数:23 パーセンタイル:55.44(Biochemical Research Methods)UTEVA樹脂を用いる抽出クロマトグラフィを多元素を含む対照試料と模擬廃棄物の溶融固化体を溶解して作製した試料に含まれるThとUの分離に適用した。硝酸濃度1Mから5Mの対照試料中のThとUは、UTEVA樹脂に抽出され、0.1Mの硝酸と0.05Mのシュウ酸を含む溶液によって回収され、結果としてほかの金属元素から分離された。溶融固化体の試料中のウランは対照試料と同様の溶離挙動を示した。一方、トリウムは硝酸濃度5Mの試料からは抽出されたが、硝酸濃度1Mの試料からは抽出されなかった。フッ化物イオンがThの抽出を妨害していると考え、Thよりもフッ化物イオンとの安定度定数が大きいAlやFeの硝酸塩を添加したところ、硝酸濃度1Mの試料からもThが抽出された。
浅井 志保; 渡部 和男; 須郷 高信*; 斎藤 恭一*
Journal of Chromatography A, 1094(1-2), p.158 - 164, 2005/11
被引用回数:23 パーセンタイル:54.95(Biochemical Research Methods)放射性廃棄物を安全かつ経済的に処分するためには、放射性廃棄物に含まれる放射能量を測定する必要がある。測定対象となる放射性核種のうち、線及び線放出核種については、測定の前処理として化学分離が必要となる。本研究では、化学分離の迅速化を目指して、抽出試薬を担持したグラフト多孔性膜を開発した。まず、ポリエチレン製の多孔性中空糸膜に電子線を照射してラジカルを生成させ、エポキシ基を有するモノマー、glycidylmethacrylate(GMA)をグラフト重合し、GMA膜を作製した。次に、エポキシ基の開環反応によってオクタデシルアミノ基(CHNH基)をグラフト鎖に導入し、疎水性膜とした。疎水性膜を抽出試薬担持溶液(抽出試薬/エタノール=5/95, (v/v))に浸漬し、抽出試薬担持膜とした。抽出試薬は希土類元素に選択性を持つHDEHPを用いた。HDEHPの担持量は、最大2.1mol/kg-GMA膜となり、膜の体積は1.4倍に膨潤した。その結果、細孔径が増大し透水性が向上した。得られたHDEHP担持膜にイットリウム水溶液を透過させたところ、0.38mol-Y/kg-GMA膜のイットリウムが吸着し、7M硝酸で全て溶出できた。吸着・溶出の繰り返し操作後も吸着容量は変化しなかった。
板垣 貴弘*; 吉田 勝; 阿部 修三*; 大道 英樹; 西平 美貴*
Journal of Chromatography, 620, p.149 - 152, 1993/00
刺激応答性を示すポリマー成分を入れて生体親和性を付与したコンタクトレンズの開発の一環として、レンズと涙液との接触によって生じる問題点を検討している。新しい液クロカラムの導入による涙液成分の確認を目的として、涙液中に含まれるタンパク質の分析を、微細孔をもつ球状のセラミックヒドロキシアパタイトカラムを用いた高速液体クロマトグラフィー法により検討した。その結果、アルブミン、リゾチーム、ラクトフェリンが分離された他、未知の3種類のタンバク質が検出された。
山西 敏彦; 工藤 博司
Journal of Chromatography, 475, p.125 - 134, 1989/00
被引用回数:9 パーセンタイル:48.82(Chemistry, Analytical)アルミナ-水素系の吸着平衡を研究した。水素同位体H、Dの吸着は、383kで熱処理したアルミナでは、物理吸着が支配的であった。一方それ以上の温度(473k以上)で熱処理したアルミナでは、低平衡圧領域における水素の吸着量及び吸着熱が大きく増加することを観測した。この現象は、アルミニウム及び酸素イオンの出現と密接な関係をもつ活性な吸着サイトが形成したことに帰することができる。アルミナ表面はMnClによるコーティングにより部分的に不活性化されたが、473k以上で熱処理したアルミナでは、活性な吸着サイトの出現のため上記の効果が失われた。更に、水素同位体の吸着性とクロマトグラムの関係を検討するために、アルミナ吸着剤によるクロマトグラフの実験を行った。