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木内 伸幸; 加藤 正平
KURRI-KR-30, p.12 - 19, 1998/00
放射能レベルが極めて低いコンクリート廃棄物の合理的な埋設処分に関する安定性の検討において、コンクリート廃棄物の取扱い作業時の被ばく評価を行う際には、作業時の塵埃の挙動等の知見が必要となる。このため、模擬コンクリート廃棄物を落下させて塵埃を発生させる塵埃発生実験を行い、作業場における空気中塵埃濃度等を測定するとともに、コンクリート取扱時の塵埃発生に対する発塵・飛散抑制対策の効果を明らかにした。
遠藤 章; 原田 康典
KURRI-KR-30, p.48 - 53, 1998/00
原研電子リニアック施設において、空気及びコンクリート遮蔽体中に生成される放射性核種の濃度、化学形等について調べた結果をまとめた。高エネルギー制動放射線の光核反応により空気中に生成されるC,
N,
Oの濃度、化学形を測定するとともに、化学反応シミュレーションモデルを開発し、実測データの解析を行った。その結果、核種の化学形に影響する因子、化学組成の時間変化等を明らかにした。また、コンクリート遮蔽体中の
線放出核種濃度を測定し、制動放射線及び光中性子による生成核種の分布の特徴を明らかにした。以上の結果から、高エネルギー電子加速器施設における作業者等の被ばく防護、施設のデコミッショニングの観点で重要な知見を得た。
野口 宏; 横山 須美
KURRI-KR-30, p.204 - 209, 1998/00
わが国における核融合施設に対する安全評価法の検討に資するため、事故時に大気中に放出されるトリチウムに対する公衆被ばく線量評価コードを開発した。本開発では、線量評価に影響するトリチウム特有の環境中挙動をモデル化すること、従来の原子力施設に対する安全評価法、特に気象指針との整合性を図るため、統計気象計算ができることなどを考慮した。本講演では、コードの概要、解析結果、検証結果などについて発表する。
箕輪 雄資; 仲澤 隆; 佐藤 浩一; 菊地 寿樹; 野村 俊文
KURRI-KR-30, p.42 - 47, 1998/00
日本で最初の高温ガス炉である高温工学試験研究炉(HTTR: High Temperature engineering Test Reactor)に設置された放射線管理設備は、高温ガス炉の特殊性を考慮し、ガスモニタリングに重点をおいてモニタリング設備を採用するとともに、作業者及び放射線管理担当者への迅速な情報の提供及び放射線管理業務の効率化を目的としてパソコンをベースにした計算機ネットワークシステムを構築した。排気中のトリチウムに対しては、膜分離型のモニタを採用し、希ガス等ほかの核種と分別して測定することが可能であり、C-14については、アミンにトラップする方法で、トリチウムと同時にサンプリングを行うようにした。また、モニタの異常時には緊急通報装置により自動的に通報し、その対策をとるための支援システムとして異常診断理装置を導入した。
村田 幹生; 高田 準一; 塚本 導雄
KURRI-KR-30, p.5 - 11, 1998/00
昨年3月に動燃(現・核燃料サイクル開発機構)のアスファルト固化処理施設において固化体の火災・爆発事故が発生し、排気系フィルタに大きな影響を与えた。再処理施設のアスファルト火災挙動を解明するためには、基盤となるセル内におけるアスファルトの火災状況や煤煙の挙動及び放射性物質の閉じ込め効果を十分に把握しておくことが重要である。そのため、模擬アスファルト廃液塩混合物(BWP)を製作し、BWPの熱的性質を調べるとともに、再処理施設のセル換気系の1/4モデルセルの中で燃焼させることにより、燃焼率、煤煙発生率、Csエアロゾル放射率、エアロゾル粒度分布、放出ガス成分、HEPAフィルタの目詰り係数を評価した。