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佐藤 勝也; Tu, Z.*; 大庭 寛史; 鳴海 一成
Plasmid, 62(1), p.1 - 9, 2009/07
被引用回数:11 パーセンタイル:27.73(Genetics & Heredity)デイノコッカス属細菌で使用できる新規シャトルベクターを開発するために、デイノコッカス・ラジオプグナンスの潜在性プラスミドpUE30の塩基配列を決定した。このプラスミドは2つのタンパク質をコードしており、Orf1のアミノ酸配列はプロテオバクテリアの複製開始タンパク質に類似していた。一方、Orf2は、デイノコッカス及びサーマスのプラスミドにコードされる複製開始タンパク質に類似していた。このプラスミドから構築したシャトルベクターは、デイノコッカス・グランディスで自己複製できた。シャトルベクターのデイノコッカス・グランディスでの自己複製には、Orf1が必要ではないが、Orf2が必要であった。このシャトルベクターを用いて、デイノコッカス・グランディスで外来遺伝子を発現することができた。この研究で開発された宿主ベクター系は、放射性廃棄物の生物を用いた浄化技術やDNA修復機構の研究のために役立つものである。