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中尾 誠*; 堀 順一*; 落合 謙太郎; 佐藤 聡; 山内 通則*; 石岡 典子; 西谷 健夫
Proceedings of International Conference on Nuclear Data for Science and Technology (ND 2004), p.1489 - 1492, 2004/09
IFMIF(International Fusion Material Irradiation Facility)の設計では重陽子ビームによる加速器構成材料の放射化の評価が重要であるが、重陽子による放射化断面積の測定データは非常に少ない。そこでIFMIF加速器の構成材料として候補に挙がっているAl, Cu, Wについて、重陽子が入射した時に生成される主な放射性核種に対する放射化断面積の測定を日本原子力研究所高崎研究所TIARA施設のAVFサイクロトロンを用いて行った。スタックフォイル法を適用し、Al, Cu, Wの箔を交互に積層した試料を重陽子で照射することによって、2334MeVのエネルギー領域において1MeV間隔で
Al(d,x)
Mg,
Na,
Cu(d,x)
Zn,
Cu,
W(d,x)
W,
Reの放射化断面積を得ることができた。
辻本 和文; 大井川 宏之; 篠原 伸夫
Proceedings of International Conference on Nuclear Data for Science and Technology (ND 2004), 4 Pages, 2004/09
原研では高レベル放射性廃棄物中の長寿命核種の分離変換技術の研究開発を行っている。核変換システムの核設計を行うためには、マイナーアクチニド(MA)核種の信頼性の高い核データが必要である。本研究では、英国ドーンレイの高速原型炉で照射されたアクチニド試料の化学分析結果を用いて、核データの検証を行った。使用した試料は、トリウムからキュリウムまでの21種類の核種の試料である。主要な核データライブラリーであるJENDL-3.3, ENDF/B-VI, JEFF-3.0を用いて照射試料に対する燃焼解析を行い、計算結果と化学分析結果との比較を行った。その結果、ウランやプルトニウム等の主要な核種に対しては、ライブラリー間の相違は小さく、実験値ともよく一致していることがわかった。一方、アメリシウムやキュリウム等のMA核種に対しては、実験値との不一致が大きく、今後も核データの精度向上が必要なことがわかった。