Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
須永 博美; 田中 隆一; 吉田 健三; 河野 功*
RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, 130 Pages, 1989/00
放射線プロセシング用の線量計として広く用いられている三酢酸セルロース(CTA)フィルム線量計FTR-125を、前回報告したプロトンに加え、30MeV-ヘリウム、80MeV-炭素、80MeV-窒素イオンの照射を行い、その特性を調べた。その結果、各イオンビームに対し線量と吸光度変化とは直線的な関係を有するが、その感度はLETが大きくなるにしたがって低下することが明らかとなった。
貴家 恒男; 河西 俊一; 西井 正信; 瀬口 忠男; 河野 功*
RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, p.131 - 132, 1988/00
ポリエーテルスルホンなど4種類の芳香族ポリマーフィルムに対して8MeVの陽子を均一に照射し、引張り試験により、力学特性に及ぼす陽子線照射効果を検討、2MeVの電線照射効果と比較した。
大島 真澄; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 熊谷 秀和*; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; 峰原 英介; 飯村 秀紀; 市川 進一
RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, 22 Pages, 1988/00
変形核においてdouble 振動状態が存在するか否かは核の集団励起モードを理解する上で重要な課題である。実験的にはその状態は見つかっていない。今回大きい変形を持つEr核でその候補が見つかったので報告する。Er核はタンデム加速器からの240MeV Niビームで多重クーロン励起された。ターゲットからの反跳核及び散乱された入射粒子を4個のPPACウンターにより検出し、4台のGe検出器による線との同時計数事象を記録した。線に対するドップラーシフトの補正を行った。その結果1.452(3)、1.376(6)及び1.276(4)MeVの弱い線が観測され、double-振動状態から各々バンドの2、3、4への転移であると提案した。これを確定するためにはより統計を上げる必要があり、今後実験を継続する。
大島 真澄; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; 峰原 英介; 市川 進一; 飯村 秀紀
RIKEN Accelerator Progress Report, Vol.22, 20 Pages, 1988/00
奇核における回転振動効果の研究の一環としてGdの多重クーロン励起実験を行った。タンデム加速器からの240MeV Niビームを93.3%濃縮度のGdセルフサポートフォイルに照射した。コンプトン抑止型スペクトロメーターにより-同時計数、線角度分布、リコイル、ディスタンス法による核寿命測定を行った。基底状態回転バンドを23/2まで確立した。このうち17/2以上の準位は新しい。準位エネルギーには明らかな指標依存性があるのに対して、B(M1)のそれは小さいことを指適した。このことから両物理量に対して配位混合が強く影響していることがわかった。