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論文

Rotational perturbation to the natural-parity rotational bands of odd nuclei

大島 真澄; 稲村 卓*

Proc. of the IN2P3 Riken Symp. on Heavy-Ion Collisions, p.287 - 294, 1990/00

原研タンデム加速器からの重イオンビームを用いた多重クーロン励起により$$^{163}$$Dy、$$^{155,157}$$Gd、$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。B(M1)及びB(E2)電磁転移確率を基に回転摂動について議論した。特に$$^{163}$$Dy,$$^{155,157}$$Gd核において「逆転」指標依存性が見出された。$$Omega$$=$$Lambda$$-1/2から$$Omega$$=$$Lambda$$+1/2へ粒子軌道が変わるにつれB(M1)の絶対値が大きくなり、指標依存性が小さくなる傾向があることがわかった。この結果は最近のrotating shell model解析により定性的に説明できることがわかった。更に、タンデムブースター計画とそれを用いてのクーロン励起実験計画についても紹介する。

論文

Electromagnetic transition probabilities in the natural-parity rotational band of $$^{173}$$Yb

大島 真澄; 松崎 昌之*; 市川 進一; 飯村 秀紀; 草刈 英栄*; 稲村 卓*; 橋爪 朗*; 菅原 昌彦*

Physical Review C, 40(5), p.2084 - 2090, 1989/11

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.30(Physics, Nuclear)

タンデム加速器からの250-MeV $$^{58}$$Niビームを用いた多重クーロン励起により$$^{173}$$Ybの基底状態回転バンドを調べた。$$gamma$$-$$gamma$$同時計数からI=15/2からI=(27/2)までの7個の新しい準位を同定した。$$gamma$$線角分布から23/2までの$$gamma$$線分岐比、E2/M1混合比を決定した。また、ドップラー・シフト・リコイル・ディスタンス法により25/2までの準位の核寿命を求めた。準位エネルギー及びM1、E2転移確率には大きな指標依存性がないことがわかった。Rotating Shell Modelによる解析の結果、計算は実験を良く再現することがわかった。また$$gamma$$線の効果をspin-upとspin-down軌道で比較した結果、後者の$$^{163}$$Dyの場合には大きいのに対して、前者の$$^{173}$$Ybの場合には小さいことがわかった。このこともRotating Shell Modelで再現することがわかった。

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