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Zhang, Y.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; 草刈 英榮*; 菅原 昌彦*; 小松原 哲郎*; 古野 興平*
Physical Review C, 65(1), p.014302_1 - 014302_15, 2002/01
被引用回数:20 パーセンタイル:69.51(Physics, Nuclear)中性子数,陽子数ともに奇数の原子核Irの縞スピン核構造を調べた。タンデム加速器を使って
Sm(
P, 5ng)反応により
Irを生成し、励起関数,X-
,
-
-t同時計数測定を行った。新たに4個の回転バンド(状態群)が観測され、これらの励起エネルギーの特徴とB(M1)/B(E2)比から、内部配位を決定した。1つのバンドで見つかった指標逆転現象について系統性を議論した。
Zhang, Y.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; 草刈 英栄*; 菅原 昌彦*; 小松原 哲郎*
AIP Conference Proceedings 495, p.247 - 248, 1999/12
奇々核Irの高スピン状態の核構造をインビーム核分光法により調べた。タンデム加速器を用いて
Sm(
P,5n
)反応により
Irを生成し、放出
線を多重
線検出装置GEMINIにより検出し、高スピン状態を同定した。Re-Os-Ir領域の原子核は変形に対してソフトで最外殻の粒子の軌道により変形が変わりやすいことが理論的に予測されている。この効果はスピンの関数としての励起エネルギー、特にアラインメント・プロットに現れる。今回観測された5個のバンドのうち2個のバンドにこのアラインメントの異常が現れ、変形がスピンとともに変化する現象があることを示唆した。このことはBengtssonらの理論計算とも一致する。
Zhang, Y.*; 早川 岳人; 大島 真澄; 片倉 純一; 初川 雄一; 松田 誠; 草刈 英榮*; 菅原 昌彦*; 小松原 哲郎*
European Physical Journal A, 5(4), p.345 - 349, 1999/00
被引用回数:17 パーセンタイル:66.92(Physics, Nuclear)タンデム加速器を用いてSm(
P,5n
)反応により
Ir奇々核を生成し、その高スピン状態の核構造を調べた。励起関数、KX-
、
-
-t同時計測測定を行い、doubly decoupled band,semi-decoupled band,3個のstrongly coupled bandsの5個の回転バンドを新たに同定した。これらのバンドの内部構造を隣接核のバンド構造との比較において議論し、可能な配位を提案した。回転に対する慣性能率の変化から、高スピンにおいて核変形が変化する現象があることを示した。