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臼田 重和; 篠原 伸夫
JAERI-M 86-188, 20 Pages, 1987/01
重イオン照射により合成される超プルトニウム元素の迅速分離およびソ-ス調整を行なうための簡単なイオン交換分離システムを開発した。本システムは、高温(100
C以下)・高圧(40kg/cm
以下)のもとで強酸・有機溶媒等あらゆる溶液を溶離液として用いることができる。本システムを用いて、塩酸系陽イオン交換法により、ウランタ-ゲットおよびアルミニウムキャッチャ-フォイルから
O+
U反応で合成された
Fm(T
/
:30min)および
Cf(T
/
:37.5hr)の迅速分離に適用し、満足すべき結果を得た。尚、本システムのセットアップ及び操作法についての詳細は付録に記す。
臼田 重和; 篠原 伸夫; 吉川 英樹*; 市川 進一; 鈴木 敏夫
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 116(1), p.125 - 132, 1987/01
被引用回数:3 パーセンタイル:37.73(Chemistry, Analytical)C+
Pu及び
O+
U反応で合成した
Fm(半減期:30分)の高温下での陰イオン交換分離法について、鉱酸-メタノール混合溶媒を用いて検討した。Fmは硝酸-メタノール溶媒系では、他の超プルトニウム元素、ターゲット物質及びAlキャッチャーフォイルから陰イオン交換クロマトグラフィーにより分離された。塩酸-メタノール溶媒を用いると、FmはCfとともに、Al,Am,Cm,Pu,U及び主なF.P.から分離できた。これらの分離系は、Fmの高速分離が可能でしかも迅速
放射能測定用試料調製に適す。
篠原 伸夫; 臼田 重和; 市川 進一; 鈴木 敏夫; 間柄 正明; 岡下 宏; 吉川 英樹*; 堀口 隆良*; 岩田 洋世*; 柴田 誠一*; et al.
Physical Review C, 34(3), p.909 - 913, 1986/00
被引用回数:12 パーセンタイル:57.19(Physics, Nuclear)同じ複合核Fmを形成する
C+
Puおよび
O+
U反応によって生成するアクチノイドの生成を、放射化学的手法を用いて調べた。また計算コードALICEを使って実験値との比較を行った。その結果、
Fmは複合核形成後の中性子蒸発反応によって生成することが明らかとなった。
Cfは、(heavy-ion、
xn)あるいは(heavy-ion2pxn)反応によって、
Cm(
Am)並びに
CmはTransfer反応によって生成するとの知見を得た。さらに、
C+
Puと
O+
U反応の違いは、主にクーロン障壁値とターゲット元素の差に起因する。