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論文

Di-triton molecular structure in $$^{6}$$He

秋宗 秀俊*; 山県 民穂*; 中山 信太郎*; 有本 靖*; 藤原 守; 伏見 賢一*; 原 圭吾*; 大田 雅久*; 塩川 敦子*; 田中 正義*; et al.

Physical Review C, 67(5), p.051302_1 - 051302_4, 2003/05

 被引用回数:27 パーセンタイル:80.10(Physics, Nuclear)

t+tの分子的構造を持つ共鳴が$$^{6}$$Li($$^{7}$$Li,$$^{7}$$Be ${it t}$)$$^{3}$$H反応で発見された。励起エネルギーは18$$pm$$0.5MeVで、幅は7.7$$pm$$1.0MeVであった。崩壊分岐比としては90$$pm$$10%でほぼ100%がt+tに崩壊していることがわかった。

論文

Dipole excitation of $$alpha$$ clusters in $$^{6}$$Li and $$^{7}$$Li

中山 信太郎*; 山県 民穂*; 秋宗 秀俊*; 大東 出*; 藤村 寿子*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; 伏見 賢一*; Greenfield, M. B.*; 郡 英輝*; et al.

Physical Review Letters, 87(12), p.122502_1 - 122502_4, 2001/09

 被引用回数:23 パーセンタイル:71.34(Physics, Multidisciplinary)

$$^{6}$$Heと$$^{7}$$He原子の高励起E1励起準位が($$^{7}$$Li,$$^{7}$$Be)反応により研究された。30MeVの励起エネルギーに巨大共鳴があり、この共鳴がE1励起であり$$alpha$$-クラスターの波動関数を持つであろうと推定された。

論文

Soft dipole resonance in the neutron-skin nucleus $$^{6}$$He

中山 信太郎*; 山県 民穂*; 秋宗 秀俊*; 大東 出*; 藤村 寿子*; 藤田 佳孝*; 藤原 守; 伏見 賢一*; 猪俣 享*; 郡 英輝*; et al.

Physical Review Letters, 85(2), p.262 - 265, 2000/07

 被引用回数:73 パーセンタイル:88.85(Physics, Multidisciplinary)

$$^{6}$$He原子核におけるソフト二重極共鳴が励起エネルギー4Mevのところに見つかった。この発見は$$^{6}$$Li($$^{7}$$Li, $$^{7}$$Be)核反応を用いて観測された。

論文

Isovector giant resonances in $$^{6}$$He, $$^{12}$$B, $$^{90}$$Y, $$^{120}$$In and $$^{208}$$Tl observed in the ($$^{7}$$Li, $$^{7}$$Be) charge-exchange reaction

Annakkage, T.*; J$"a$necke, J.*; Winfield, J. S.*; Berg, G. P. A.*; Brown, J. A.*; Gawley, G. A.*; Danczyk, S.*; 藤原 守; Mercer, D. J.*; Pham, K.*; et al.

Nuclear Physics A, 648(1-2), p.3 - 44, 1999/03

 被引用回数:21 パーセンタイル:44.74(Physics, Nuclear)

($$^{7}$$Li, $$^{7}$$Be)及び($$^{7}$$Li, $$^{7}$$Be$$gamma$$)核反応が50AMeVの入射ビームエネルギーにおいて$$^{6}$$Li, $$^{12}$$C, $$^{90}$$Zr, $$^{120}$$Sn, $$^{208}$$Pb原子核を標的として測定された。アイソベクトル型の巨大共鳴が観測され、それらの微分断面積の角度分布が歪曲波近似を用いた散乱理論によって解析された。準弾性散乱に対応する連続状態を解析することにより、反応に関与する有効陽子数を求めた。

論文

A Radiochemical study on the existence of dineutron

音在 清輝*; 関根 俊明; 荒川 隆一*; 畑 健太郎; 斎藤 直*; 馬場 宏

Z.Phys.,A, 311, p.303 - 309, 1983/00

ダイニュートロン$$^{2}$$n(2個の中性子が原子核的に結合した系)の存在の有無を放射化学的な手法によって研究した。$$^{9}$$Be(n,$$alpha$$)$$^{6}$$He$$^{ast}$$反応によって生じる$$^{6}$$Heの第一励起状態$$^{6}$$He$$^{ast}$$が2個の中性子を同時に放出して崩壊する時に$$^{2}$$nが生成することを期待し、原子炉の速中性子でBeを照射した。$$^{2}$$nの生成を確認するには、同時にAlを照射し、$$^{2}$$$$^{7}$$Al($$^{2}$$n,p)$$^{2}$$$$^{8}$$Mg反応によって生成する$$^{2}$$$$^{8}$$Mgを検出する、という方法を採用した。BeとAlとを離して照射した場合には検出された$$^{2}$$$$^{8}$$Mg放射能は副反応$$^{2}$$$$^{7}$$Al{(n,p)(n,$$gamma$$)+(n,$$gamma$$)(n,p)}$$^{2}$$$$^{8}$$Mg反応による放射能より強くなかったが、BeとAlの合金を照射した場合にはその数倍強かった。前者の実験からは$$^{2}$$nの生成は10$$^{7}$$回の中性子2個の同時放出につき1回以下という結論が得られた。一方、後者の実験において見出された$$^{2}$$$$^{8}$$Mgは必ずしも$$^{2}$$nによって誘起されたとは言えず、$$^{9}$$Be(n,$$alpha$$)$$^{6}$$He,$$^{2}$$$$^{7}$$Al($$^{6}$$He,$$alpha$$p)$$^{2}$$$$^{8}$$Mg反応によって生成した可能性が強く、$$^{2}$$nの存在は確認できなかった。

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