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鷲山 幸信*; 前田 英太*; 横山 明彦*; 西中 一朗; 谷口 拓海*; 山田 記大*; 牧井 宏之; 豊嶋 厚史; 天野 良平*
no journal, ,
内用療法に利用可能な放射体の中でも、半減期7.2時間のAtはもっとも臨床応用が期待されるアイソトープである。しかし、半減期が短いゆえにその利用は大型サイクロトロン施設近辺に制限されている。本研究では、Atの広範囲における国内実用化を目指し、有機溶媒抽出系を用いたRn/Atジェネレータの製造を試みた。原子力機構タンデム加速器のLiビームを利用したBi(Li,5n)Rn反応でRnを製造した。標的Bi金属から分離したRnを82%の収率で有機相へ抽出し、有機相中でRnのEC壊変で生成したAtを98%の回収率でメタノール溶媒へ抽出できることを確認した。本結果からRnを利用したAtジェネレータ製造の可能性が示された。
西中 一朗; 鷲山 幸信*; 横山 明彦*; 前田 英太*; 橋本 和幸; 牧井 宏之
no journal, ,
Rn/Atジェネレータは半減期7.2時間の放射体Atを内用治療用のアイソトープとして供給する方法として提案されている。Rn/Atジェネレーター技術を確立するためには、半減期14.7時間のRnを60MeV Liイオンビームを低融点、低熱伝導率の金属ビスマス標的に照射し、核反応Bi(Li, 5n)Rnで合成する必要がある。本研究では、金属ビスマス標的がビーム照射の発熱によって融解することなく製造できる照射条件を決定するため、独自に開発した循環ヘリウムガスによる冷却機能を備えた照射装置についてのヘリウムガスの冷却効果を調べた。実験はタンデム加速器において実施した。実験の結果から、ヘリウム存在下では、圧力(1kPa)ならびに流量(20L/min)に依存せず、有効な冷却効果が得られることが明らかになった。
鷲山 幸信*; 天野 良平*; 前田 英太*; 横山 明彦*; 西中 一朗; 高橋 成人*; 篠原 厚*; 渡辺 茂樹; 石岡 典子
no journal, ,
放射性同位体の核医学利用のため、大阪大学と原子力機構高崎量子応用研究所(高崎研)のサイクロトロン施設における30MeV Heを用いたBi(He, 2n)At反応で放射性同位体Atの製造と利用の研究を開始した。加えてAtのサイクロトロン施設からの遠隔地利用のためのRn/Atジェネレータの研究を原子力機構原子力科学研究所タンデム加速器施設において実施している。これらAtの核医学利用を目指したAt化学研究とRn/Atジェネレータ研究の研究成果、ならびに日本における放射性同位体の核医学利用の現状を紹介する。
西中 一朗
no journal, ,
原子力機構タンデム加速器施設で実施しているRn/Atジェネレータ開発研究について、研究開発の概要、現状について紹介する。具体的には、タンデム加速器の性能、現在実施されている加速器利用課題を、放射性同位体(RI)製造の観点から紹介すると共に、Rn/Atジェネレータプロジェクトのもと行ってきた研究成果として、高強度LiビームでのAt製造装置用照射装置開発、ならびに乾式分離に基づくRn/Atジェネレータ開発について報告する。更に、本プロジェクトの関連分野への波及効果として新たな実施している「放射体核医学利用のためのカメラ開発」及びJ-PARC TEF施設でのRI製造計画についても紹介する。