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口頭

コケバッグを用いた簡便な大気中放射性物質濃度・挙動評価の試み

土肥 輝美; Di Palma, A.*; 藤原 健壮; Adamo, P.*; 草野 桂一*; 木村 茂*; 菅野 太志*; 飯島 和毅

no journal, , 

福島第一原子力発電所(FDNPS)の周辺環境では、大気中の放射性物質濃度を把握する手段としてダストサンプラーが活用されている。しかし設置には電源が必要なため、設置場所や設置数が制限される。原子力機構では、大気汚染研究で実績のあるコケバッグを用いた、大気中放射性物質濃度・挙動評価法の確立を目指している。コケバッグは任意の場所・時間で容易に設置可能なため、これを用いた評価法確立はFDNPS周辺自治体や帰還住民の方々の安心感醸成に有効である。本研究ではコケバッグを用いた評価への適用可能性を調べた。コケバッグ用試料にはミズゴケ(SN)を用いた。大熊町でコケバッグを1日$$sim$$9週間ばく露し、Cs-137濃度を調べた。その結果、時間経過に伴いCs-137濃度が直線的に増加する傾向が見られ、ばく露時間に応じたCs-137濃度を定量的に予測できる見通しを得た。また、単回帰式と検出限界濃度より、この調査地では23日間以上のばく露期間を設定すれば、Cs-137濃度の評価が可能と推測された。以上から、FDNPSの周辺環境では、3週間以上の期間の平均的な大気中Cs-137濃度評価へのコケバッグの適用は可能と考えられた。

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