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田辺 裕美*; 鈴木 道博*; 橋本 博*
PNC TN9410 88-068, 114 Pages, 1988/06
大型高速増殖炉の蒸気発生器(以下SG)に、カバーガス空間を設置した場合と設置しない場合との、大リーク・ナトリウム-水反応時の挙動の比較を行った。今年は、特にSG上部に圧力開放系配管を設置した場合の初期スパイク圧及び準定常圧計算を行った。解析にはSWACSコードを使用した。解析結果から次のことが判った。圧力解放系として、SG上部及び下部プレナムに16Bの配管をそれぞれ設置するよりも、SG上部プレナムに16B2本、または24B1本の配管を設置する方が、初期スパイク圧低減効果が大きく、準定常圧力評価も発生水素ガスの排出効果が大きい。ミドルレグ配管短縮については、主循環ポンプ液面と反応点が近づくことから、圧力波減衰効果が大きい。
田辺 裕美*; 加藤木 洋一*; 黒羽 光男; 岡部 綾夫*; 吉岡 直樹*; 大音 明洋*; 藤又 和博*
PNC TN941 85-53, 144 Pages, 1985/03
高速増殖炉の蒸気発生器での大リーク・ナトリウム-水反応事故解析のための準定常温度計算コードSWAC―13Eが開発された。本コードは,大リーク・ナトリウム解析総合コードSWACSの準定常圧力計算モジュールSWAC―13にエネルギ保存式を組み込み大リーク時の温度評価も行なえるように改良したものである。本報告書は,蒸気発生器安全性総合試験装置(SWAT―3)での大リーク試験データを用いて行なったSWAC―13Eの検証計算結果についてまとめたものである。本検証作業で用いた主な解析パラメータは,1)相対速度計算モデル,2)気泡/液滴密度,3)注水ノード分割数,及び4)反応熱である。これらの解析パラメータの適切な選択によって,SWAT―3試験結果を保守的に評価できる事が明らかとなった。