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山岸 滋
Journal of Nuclear Materials, 57(1), p.56 - 68, 1975/01
核分裂片が燃料表面をよぎる時にノックアウトする微小領域の形を円筒形と近似して、FPのノックアウト放出について理論的に解析した。その円筒の実効断面積は、その円筒の実効厚さを持つ燃料表面層(ノックアウト帯)に存在する原子が単位時間にノックアウトされる確率を決定する。これらの項を用いて、ノックアウト放出に関する理論式を導いた。この式により、実際のFPガスのノックアウト放出について計算し、種々の因子に対するノックアウト放出率の依存性を検討した。これに基づいて、実験によりノックアウト係数すなわち1核分裂片が表面を1回よぎるごとにノックアウトするウラン原子数を求め得る条件を検討した。また、上記円筒の実効断面積および実効厚さを実験的に求める方法を提案した。