検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Analysis of a beam centering error measured with a radial main probe

福田 光宏; 奥村 進; 荒川 和夫; 石堀 郁夫; 松村 秋彦*; 唐沢 孝*

Proc. of 11th Symp. on Accelerator Sci. and Technol., p.300 - 301, 1997/00

サイクロトロンの中心領域におけるビームセンタリングエラーの見積り方法を開発した。従来は、複数の半径プローブを用いてビーム軌道中心のズレを測定する方法が一般的であるが、原研AVFサイクロトロンの場合、複数の半径プローブを設置するスペースがなく、唯一全半径を走査できるメインプローブを所有しているだけである。そこで、一次元のビーム電流分布からビームセンタリングエラーを定量化する手法を考案し、実際のビーム電流分布を用いた見積りを試みた。粒子の運動方程式から、メインプローブ方向でのビーム位置を半径方向のベータトロン振動数$$nu$$$$_{gamma}$$、1ターン当たりのエネルギー利得、サイクロトロン中心からのビーム軌道中心のズレの強度で表し、加速初期段階の10ターン前後のビーム位置をフィティングすることにより、上記4パラメータを求めた。陽子10MeVのデータから、その解析手法の妥当性が確かめられた。

論文

New concepts for the simulation of beams in cyclotrons

福田 光宏; S.Adam*

JAERI-Conf 95-021, 0, p.344 - 346, 1995/10

サイクロトロンにおけるビームシミュレーション計算コードに輸送行列を用いた新しい手法を導入した。計算にあたっては、サイクロトロンをいくつかのセクションに分割し、各セクションの境界における平衡軌道のデータテーブルを基にして粒子の運動を解くという手順を採用している。データテーブルには、ベータトロン振動の特性が含まれており、この新しい概念においては、1つのセクションが3つの薄レンズと2つのドリフト空間から構成され、輸送行列はその薄レンズの集束強度で表されている。この概念により輸送行列の4つの要素が物理的意味を持つ3つの独立変数で表されることになり、しかも常に行列式が1となることからリュービルの定理も完全に満たされるという利点も持っている。この概念を導入することにより輸送行列を用いた従来の軌道計算が、計算精度及び物理系意味の付加という点において格段に進歩した。

口頭

高繰り返しシンクロトロンにおける高精度なベータトロンチューン測定

原田 寛之; 林 直樹

no journal, , 

ベータトロンチューンは、一般的にリング内のビーム位置検出器で検出した時間T秒のビーム重心データを周波数解析し、周回周波数のサイドバンドピークを同定しチューンの小数部を導出している。その測定精度は周波数分解能、つまり1/Tに依存する。高繰り返しのシンクロトロンでは速い加速と共に周回周波数も急激に変化するため、周波数解析に用いるデータ時間Tが制限され、測定精度が向上しない。移動させながらチューンを求め、測定したチューンを移動平均化することで高精度にチューンを求める新たな解析手法を考案し、J-PARCで実証した。従来ビーム入射時に測定したチューン精度は0.013であったが、0.001以下の測定結果となった。これにより加速過程におけるチューンも含めた高精度な光学パラメータの制御が可能となり、大強度出力の礎となった。本講演では新手法の紹介と実測結果を報告する。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1