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D.Darwis*; 吉井 文男; 幕内 恵三; M.T.Razzak*
Journal of Applied Polymer Science, 55, p.1619 - 1625, 1995/00
被引用回数:14 パーセンタイル:57.10(Polymer Science)これまでのポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルは、耐熱性に乏しいために、煮沸滅菌や高圧滅菌(オートクレーブ、121C)できない。本報告では、ホルマリンによるホルマール化前か後、いずれかに照射を行うと、オートクレーブ滅菌後も10MPaの強度を保持した耐熱性ハイドロゲルを得た。ホルマール化条件としては、20~30%の含水率のもので60
Cで24時間行うのが好ましい。線量としては、100kGyに強度の最大値が現れる。ゲル分率は24時間ホルマール化した試料でも100%になるが、これでは耐熱性に乏しく、照射をして耐熱性が得られる。したがって、ホルマール化により分子を寄せて分子間距離を近づけておき照射すると、-C-C-の橋かけが効率的に起き耐熱性が改善できると考えられる。