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口頭

Six-axis multi-anvil press "ATSUHIME" at PLANET beamline in J-PARC

服部 高典; 佐野 亜沙美; 町田 真一*; 阿部 淳*; 舟越 賢一*

no journal, , 

6軸マルチアンビルプレス 「圧姫」は、J-PARCの高圧中性子ビームラインPLANETに設置されているプレス機である。中性子回折実験のために設計・建設がなされたものである。現在、高圧・高温下で中性子実験を定常的に行えるビームラインは世界中でPLANETしかない。そのため、6軸プレスは、物理学,地球科学,物理化学などの幅広い科学分野の研究に利用されている。この講演では、プレス機の設計と性能、そして「圧姫」を使って行われた最近の研究について紹介する。

口頭

Recent developments of neutron diffraction at mantle PT conditions at PLANET

佐野 亜沙美

no journal, , 

中性子回折実験は鉱物中の水素を調べる上で重要な手段である。高圧下での高温中性子回折実験を行うために、J-PARCのMLFに設置されている高圧中性子回折装置PLANETには6軸型マルチアンビルプレスが設置されている。6つの2段目アンビルで中心の立方体のセルを加圧するMA6-6セルの適用により、マントル上部に相当する温度圧力での実験が定常的に行われている。MA6-6を使用する利点の一つは、アンビルギャップが検出器のある2$$theta$$=90$$^{circ}$$にあることである。しかし、TELサイズが7mmのMA6-6を使った場合、発生可能圧力は12GPa以下に制限されているのが現状である。重要な水の貯蔵庫とされるマントル遷移層をカバーするためには、実験条件を拡大する必要がある。本講演では、PLANETのPT条件を拡張するためのKawai型セル(MA6-8)の適用について紹介する。

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