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山口 義仁; 長谷川 邦夫; Li, Y.
Proceedings of 2018 ASME Pressure Vessels and Piping Conference (PVP 2018), 6 Pages, 2018/07
疲労亀裂進展中における亀裂の開閉口は、亀裂進展速度の評価において重要な現象である。ASME Code Section XIのAppendix A-4300は、負の応力比におけるフェライト鋼の疲労亀裂進展速度を算出する式について、負荷の大きさに応じて二つ提示している。一つは、負荷が小さい場合に、亀裂の閉口を考慮する式である。もう一つは、負荷が大きい場合に、亀裂の閉口を考慮しない式である。本研究では、フェライト鋼に対して、負荷の大きさを徐々に変えながら疲労亀裂進展試験を実施し、負荷の大きさが亀裂閉口に及ぼす影響を調査した。その結果、Appendix A-4300における疲労亀裂進展速度算出式を切り替える負荷の大きさと比較して、より小さい負荷で亀裂が閉口することを明らかにした。
山口 義仁; Li, Y.; Mare, V.*; 長谷川 邦夫*
no journal, ,
大気環境中におけるフェライト鋼の負の応力比における疲労亀裂進展速度の評価では、亀裂開閉口挙動を考慮する必要があることが知られている。本研究では、負の応力比における負荷の大きさと亀裂閉口パラメータUの関係を定量的に評価するため、負荷の大きさを段階的に変化させた繰返し荷重負荷試験を実施した。その結果、負荷が大きくなるにつれてUが増加する傾向を確認すると共に、ある負荷の大きさを境にUの増加量が顕著に変化することを明らかにした。また、このUの増加量が顕著に変化する負荷の境界値の取り扱いについて提案した。