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玉置 等史
no journal, ,
従来PRAでは故障等の発生するタイミングや故障に伴う熱水力等のプラント内応答を保守的に設定した評価を行うため、これらの影響を正確に反映出来ない点が同手法に基づく評価の限界であることが指摘されている。そこで、時間依存性やプラント状態をより正確に取り扱うことを目指したDynamic PRA(DPRA)手法の開発が進められている。近年のコンピュータ性能の向上に伴いシミュレーションに基づくDPRAへの期待が高まっている。このDPRAでは、機器故障等の従来の不確実さ評価に加え、事故進展の不確実さを同時に取り扱うことができる、評価結果に時間依存性を考慮できるという利点を鑑み、JAEA安全研究センターでは手法の構築及び解析に必要なツールRAPIDの開発に平成29年度より着手した。発表では、開発したRAPIDの概要及び適用例を示すとともに、今後の研究方針について紹介する。