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赤木 浩; 横山 啓一; 横山 淳
Journal of Chemical Physics, 118(8), p.3600 - 3611, 2003/02
被引用回数:29 パーセンタイル:67.20(Chemistry, Physical)N-H伸縮高振動励起したNH(5)の紫外光分解の実験を行った。実験はジェット条件下で行い、生成したH原子を共鳴(2+1)光子イオン化により検出した。5領域のアクションスペクトを測定することで、N-H結合解離断面積の相互比を求めた結果、4+振動状態が5状態よりも1.230.06倍、断面積の大きいことがわかった。この結果に対して、波束計算を用いて理論的に解釈することを試みた。
佐藤 圭*; 綱島 滋*; 高柳 敏幸; 藤沢 銀治; 横山 淳
Chemical Physics Letters, 245, p.432 - 436, 1995/00
被引用回数:2 パーセンタイル:9.68(Chemistry, Physical)赤外多光子解離で生成したHCl(v=0およびv=1)の回転分布をトリクロロエチレンについて測定した。HClは飛行時間型質量分析器と[2+1]共鳴多光子イオン化を組み合わせて検出した。回転分布はいずれの振動状態についてもボルツマン分布で近似できた。回転温度v=0については910K、v=1については490Kであった。HCl(v=0)については検出用のレーザーのみを用いた実験でも検出された。これは紫外光で分解したHClに相当する。同じようにボルツマン型の回転分布をしており、温度は5500K程度であった。HClの回転エネルギー分布について、3中心および4中心脱離のメカニズムと関連づけて議論した。