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論文

Effect of humic acid on the bioavailability of radionuclides to rice plants

尾崎 卓郎; 安部 静子*; 阿部 知子*; Francis, A. J.

Analytical and Bioanalytical Chemistry, 375(4), p.505 - 510, 2003/02

 被引用回数:6 パーセンタイル:76.91(Biochemical Research Methods)

イネによる$$^{83}$$Rb(ルビジウム),$$^{137}$$Cs(セシウム),$$^{54}$$Mn(マンガン),$$^{65}$$Zn(亜鉛),$$^{88}$$Y(イットリウム),$$^{102}$$Rh(ロジウム)及び$$^{75}$$Se(セレン)の取込みに水耕溶液中に存在するフミン酸と溶液のpHが与える影響をマルチトレーサー法により調べた。シリカを含む水耕溶液中にフミン酸を添加したところ、マンガン及び亜鉛のイネへの取込みはpH4.3では増加したがpH5.3では減少した。フミン酸の添加はいずれのpHにおいてもイットリウムの取込みを低下させた。ルビジウム,セシウム及びセレンはフミン酸と相互作用を示さず、フミン酸の添加によりイネへの取込みに変化は現れなかった。また、ロジウムの取込みは見いだされなかった。これらの結果から、元素のイネへの取込みは水耕溶液のpH及び各元素とフミン酸との相互作用の度合いだけでなく、フミン酸の根及びシリカへの吸着の度合いにも強く支配されることがわかった。

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