Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
数土 幸夫
日本機械学会論文集,B, 60(580), p.4222 - 4228, 1994/12
ほぼ大気圧での円管、矩形、環状の垂直流路で、流路下端が閉塞されているか、又は、流路下端からの冷却水の流入がない場合の限界熱流束の発生メカニズムとその定量的評価を行った。その結果、限界熱流束の発生メカニズムとして、落下液膜流の壁面摩擦と気液界面の摩擦損失、また、矩形流路では断面の長辺での乾きを考慮した対向二相流落下水制限のメカニズムに基づく解析を行った結果、寸法効果を明らかにするとともに、本解析結果が円形流路では、-40~+60%の誤差で、矩形及び環状の加熱流路では-20~+60%の誤差で既存の実験結果を評価することができた。本解析の特徴は、従来の方法では実験的に定めていた定数を用いることなく、解析的に限界熱流束を導出できることである。