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Darwis, D.*; 西村 健二*; 三友 宏志*; 吉井 文男
Journal of Applied Polymer Science, 74(7), p.1815 - 1820, 1999/11
被引用回数:16 パーセンタイル:56.42(Polymer Science)生分解性ポリカプロラクトン(PCL)の加工性を改善するため、ペレット状PCLを室温で照射し、分子量、粘弾性、溶融張力を測定し、以下の事実を明らかにした。(1)30kGy程度の低線量照射により分枝構造が導入され、分子量が2倍に増加した。(2)粘弾性測定では、未照PCLは60Cで溶融切断するのに対し、15kGy照射からゴム弾性域が150Cまで広がり、成形加工温度域が大幅に改善できた。(3)分枝構造の導入により溶融張力も著しく増加した。このような溶融張力の改善から、これまで製造できなかった発泡体が製造できるようになった。
吉井 文男
放射線と産業, 0(63), p.30 - 35, 1994/00
ポリプロピレン(PP)の耐放射線性を評価するために、原料、成形加工条件及びガンマ線と電子線の線質効果といった各々の条件が照射効果にどんな影響を与えるかといった研究を行い、得られた結果をまとめたものである。PPの劣化は放射線酸化によるものであり、原料の単独重合体、共重合体及び添加物の造核剤と、急冷及び除冷による成形条件による結晶構造と酸化との関係を調べ、耐放射線PPを調整するための条件を見い出した。