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白井 浩
JAERI-Research 94-001, 245 Pages, 1994/08
一次元トカマク輸送コードを用いてJT-60プラズマの幾つかの輸送現象の解析を行った。簡約化されたMHD方程式を用いて求めた磁束の交換の結果を用いて輸送シミュレーションを行い、JT-60実験で観測されている軟X線強度の二重鋸歯状振動の発生条件が抵抗表皮時間と関連していることを解明した。軽不純物(酸素・炭素)及び金属不純物(チタン・モリブデン)が混入しているジュール加熱プラズマの密度限界を不純物輸送を考慮して調べ、その結果が実験で得られたHugillダイヤグラムと定性的に一致していることを確認した。モード乱流及びドリフト波乱流(捕捉電子モード・通過電子モード)を用いたNBI加熱プラズマのイオン温度分布解析では、広範なプラズマ・パラメータにわたって計算値と実験モードが良く一致したが、高イオン温度プラズマでは計算されたイオン温度分布は実験データよりも平坦な分布になった。
白井 浩; 永島 圭介; 西谷 健夫; JT-60チーム
JAERI-M 87-014, 28 Pages, 1987/02
ジュ-ル加熱時にJT-60プラズマより輻射される軟X線の鋸歯状振動の特性を、一次元トカマク輸送コ-ドおよびモ-ド数m=1/n=1のマルチ・ティアリング・モ-ドによるヘリカル磁束の交換モデルを用いて調べた。プラズマ電流が増大すると、鋸歯状振動の周期は延び、軟X線の反転半径は増大し、更に、一重鋸歯状振動に混じって二重鋸歯状振動が発生するようになる。二重鋸歯状振動の発生は抵抗表皮時間(=r/,ここでrは軟X線強度の反転半径、はプラズマ抵抗を表す)と密接な関係が有る。が限界値を超えた場合には、二重鋸歯状振動が発生する。数値計算で得られたの値は、3.0秒であり、実験で得られた値と良く一致する。