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森 千鶴夫*; 呉 幼陽*; 柳田 勝男*; 宮原 洋*; 揚村 寿英*
PNC TJ1603 96-002, 32 Pages, 1996/03
表記の研究は、原子力関連施設などで用いられている放射性ガスモニタ(以下「ガスモニタ」という。)の校正を容易にかつ高精度で行えるような方法・装置を開発し、測定精度などを検討・評価して、実用化を図ることを目的としている。ガスモニタの校正には、放射能強度を絶対測定する基準系と、ガスモニタを校正する校正系の二つのガスループを、サンプリング容器で介して結合した装置を用いる。校正系内の試料ガスの一部をサンプリング容器で基準系に分取し、基準系において長軸比例計数管内拡散法(DLPC法)を用いて測定した放射能強度を基準にしてガスモニタの校正を行う。本年度は、DLPC法によって得られる放射能強度の測定精度を上げるために要求される校正装置、周辺機器を作製した。サンプリング容器の体積測定、DLPC法における最適計数時間の測定、壁効果と低エネルギー損失の放射能強度への補正量の割合など、この装置を用いたガスモニタの校正に必要となる諸因子を評価した。また、定量性と簡便性を備えた試料ガスのシステムへの注入方法も検討した。来年度は、これらの結果をふまえて標準電離箱の校正を行い、今日検討している方法が有効であることを確認して、実用化に向けたガスモニタ校正装置の設計を行う。
原子力安全技術センター*
PNC TJ1545 91-001, 260 Pages, 1991/03
本報告書は、バックグラウンド放射線レベルとその分布を把握する上で、地域的変動の大きな要因となっている地質、岩質に着目し、地質と放射線レベルの関連性について調査したものである。本報告書は、当研究遂行の初年度でもあり、バックグラウンド放射線レベル、および地質と放射線との関係について、測定された文献をサーベイすることに主眼を置いた。さらに、環境放射線による被ばく線量を推定するため、計数率と照射線量率との関係に必要なデータの分析、および地図上に放射線レベルを色別、図示する作業の緒に付いた。
内藤 俶孝; 原 俊治*; 井原 均; 片倉 純一
JAERI-M 86-121, 159 Pages, 1986/08
核燃料施設の安全評価に必要な、使用済燃料中の各核種の量、放射能強度、放出線、
線及び中性子のエネルギ-・スペクトル、崩壊熱等を計算するために、核種崩壊デ-タライブラリJDDLと計算コ-ドCOMRADを作成した。JDDLは、最近の核デ-タを取り入れる為に、主として評価済核構造デ-タファイルENSDFから作成した。短半減期の核種についてこのデ-タファイルを補充する為に、日本核デ-タ委員会で評価されたJNDCデ-タセットも使用した。これらのデ-タを用いる事よリ、照射後短期から長期に渡る計算が可能となった。
森田 潤一; 田代 晋吾; 吉川 静雄; 坪井 孝志
JAERI-M 86-001, 23 Pages, 1986/02
ガラス個化体作製装置の各部分に残留する放射性物質の量を算出する計算コ-ドを開発した。本計算コ-ドはセル内の任意の位置における照射線量率を電離箱等で測定し、その値を装置に連結されているデ-タ処理装置で処理する事によって各構成機器内部の放射能強度を算出する事が出来る。このコ-ドによる残留放射能の評価は、装置の運転及び保守にとって有能である。本報告書は、この計算コ-ドのシステムと試用の結果をまとめたものである。
石河 寛昭; 滝上 誠*
Nuclear Instruments and Methods, 112(3), p.437 - 442, 1973/03
液体シンチレーション・カウンターによると吸収および散乱を伴なわずに、しかも4ジオメトリーの状態で放射能強度を測定することが出来るので、大きな計数効率で高精度の値が得られる。本研究はこの特質を
Sc,
Fe,
Coおよび
Rbなどの
線を伴なう
線放出体の測定に適用したもので、チャンネル比法および外部標準法により放射能強度を決定したが、得られた値は
線スペクトロメトリーによるものと頗る良い一致を示している。