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松尾 龍介
港湾, 72(812), 42 Pages, 1995/08
原子力船「むつ」の原子炉室の一括撤去、移送作業が6月22日に無事完了した。「むつ」は原子力船として、貴重なデータを蓄積し、国産技術による原子力船の諸性能を実証し、今後の新型舶用炉の研究開発等に活用されている。「むつ」の船体は海洋科学技術センターに渡され、大型海洋観測研究船として地球規模の海洋研究に活躍する予定である。原子炉を収納した保管建屋は7年度末完工予定また8年度中にはむつ科学技術館(仮称)として開館し一般公開される。6月30日には「むつの任務完了と再出発を祝う会」が催され、これまでの「むつ」の活躍に感謝するとともに今後の活躍に対する期待が寄せられた。
黒沢 昭*; 秋野 詔夫; 大辻 友雄*; 木津 真一*; 小林 克雄*; 岩堀 宏治*; 武田 哲明; 伊藤 泰義*
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(2), p.131 - 142, 1993/02
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)本論文は、新型舶用炉の炉心圧力容器と格納容器との間に満たされた遮蔽水の熱流動挙動の解明を目的とするものである。格納容器を模擬するアクリル製の矩形容器内にヒータとクーラを設け、液晶懸濁法により熱流動現象を可視化観察すると共に、数値シミュレーションによる予測を行った。実験の結果、自然対流と自然循環流が共存するような熱流動現象は、初期温度・加熱冷却過程及びヒータとクーラとの間に設けたバッフル板の有無等の影響を敏感に受けることが明らかとなった。また数値シミュレーションによって実験結果を再現するためには、境界条件や加熱冷却過程の方法等の工夫が必要であることを示した。さらにこの種の共存対流における基本的な挙動を明らかにすると共に、数値シミュレーションによる予測の可能性と使用方法の重要性を指摘した。