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田川 博章
JAERI 4042, 29 Pages, 1968/01
炭化ウランの構造と生成について従来に研究の概括を行なうとともに問題点を論じた。内容は炭化物の構造、炭化物の生成に熱力学、炭化物の合成に三部から成っている。炭化物に構造の項では組成と相の関係、不純物の結晶構造にあたえる影響など、炭化ウランの生成に関する問題点に重点を置いた。生成の熱力学の項では炭化ウランの生成と安定性の条件を検討した。最後に炭化ウランの合成を生成機構の立場からとり上げられた。特に固相反応は粉体系で扱うことが多いので、自己拡散と対応させ、反応界面を平面として拠物線則に試みをした。