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中川 庸雄; 岩本 修
JAERI-Data/Code 2002-025, 134 Pages, 2003/01
JENDL-3.3に与えられているマイナーアクチニドの核分裂断面積と捕獲断面積を他の評価済みデータ及び実験データと比較した。データを比較した核種は、Th-227,228,229,230,233,234,Pa-231,232,233,U-232,234,236,237,Np-236,237,238,Pu-236,237,238,242,244,Am-241,242,242m,243,Cm-242,243,244,245,246,247及び248の合計32核種である。本レポートでは、これらの核種の断面積図と、0.0253eVにおける断面積及び共鳴積分値の表を示す。
中川 庸雄; 岩本 修; 長谷川 明
JAERI-Research 2002-035, 94 Pages, 2002/12
重要マイナーアクチニド核種であるAm及び
Amと核分裂生成物核種
Tc及び
Ceについて、JENDL-3.2に与えられている評価済核データを最近の測定データや評価済みデータと比較・検討を行った。その結果、データの問題点を抽出し、その改善を行った。
Amと
AmについてはMaslov et al.による最近の評価値が優れていることがわかり、それをさらに改善して再評価値とした。
Tcと
Ceについては、共鳴パラメータや計算に使用する光学模型パラメータの改善などを行い、連続領域の断面積も再計算し、JENDL-3.2のデータを改善した。データは10
eVから20MeVで与え、ENDF-6フォーマットで編集した。今回の結果は、JENDL-3.3に採用された。
中川 庸雄; 川崎 弘光*; 柴田 恵一
JAERI-Data/Code 2002-020, 327 Pages, 2002/11
JENDL-3.3に収納されている337核種の中性子断面積を図と表で示した。表には、0.0253eVと14MeVの断面積,マックスウェル平均断面積(kT=0.0253eV),共鳴積分値,核分裂中性子スペクトル平均値を示した。また、典型的な炉心の中性子スペクトル平均値も示した。さらに、核分裂あたりの遅発中性子数と全中性子数を図で示した。
清水 滋; 根本 久*; 黒沢 浩二*; 吉澤 道夫
JAERI-Tech 2000-041, 31 Pages, 2000/05
熱中性子線の放射線発生場において、基準フルエンス率の測定または放射線測定器の校正を行う場合には、検出器を指定する材料からの散乱線の影響が問題となる。本研究は、固定用ジグとして一般的に用いられる7種類の平板材料を用いて、各材料から発生する熱中性子散乱線の特性を実験及び計算により明らかにした。測定には、球形BF比例計数管を用いた。熱中性子散乱線の評価は、材料の大きさ及び材料と検出器の距離を変化したときの散乱線フルエンス率を測定し、入射した一次線フルエンス率との比を散乱割合として求めた。さらに各材料の熱中性子断面積の計算を行い、巨視的断面積及び材料中の平均衝突回数と実験で得られた散乱割合との関係を考察した。この結果、熱中性子散乱線を低減できる材料の選定と使用条件を決定し、校正精度の向上が図れることになった。
柴田 恵一; 中川 庸雄; 菅野 秀満*; 川崎 弘光*
JAERI-Data/Code 97-003, 752 Pages, 1997/02
評価済核データライブラリーJENDL-3.2に収納した340核種の中性子断面積を図と表の形でまとめた。図には、全断面積、弾性散乱断面積及び中性子捕獲断面積の70群の平均値も示した。表には、JENDL-3.2から計算した熱中性子エネルギー断面積、14MeV断面積、共鳴積分値、マックスウェル及び核分裂スペクトル平均断面積を与えた。
中島 豊
JAERI-Data/Code 96-027, 152 Pages, 1996/08
JENDL-3.2のため原子番号Z=46~51の核分裂生成核種の分離共鳴パラメータの評価を行った。評価した核種は、Pd、Ag、Cd、In、Sbの安定核とAg-110mである。評価は概ねJENDL-2をベースに行ったが、JENDL-2にデータのない核種はMughabghab達の推奨値をもとに行った。JENDL-2の評価を行った1982年以降に測定されたデータも考慮した。また全ての共鳴準位のスピンを実験値あるいは共鳴パラメータの統計的性質を利用したランダムサンプリング法により決定した。また共鳴を生成する入射中性子の角運動量を実験値あるいはS波及びP波の強度関数を用いてベーズの定理により決定した。共鳴の捕獲積分断面積、熱中性子断面積や共鳴積分の測定値を再現するように共鳴パラメータを評価した。評価値はENDF-5とENDF-6フォーマットでJENDL-3.2に編集した。
桜井 健; 根本 龍男; 大部 誠; 中野 正文; 小林 圭二*; 宇根崎 博信*
JAERI-M 93-153, 50 Pages, 1993/08
高速炉臨界実験装置FCAにおいてU核分裂率と
U捕獲反応率の絶対値およびこれらの反応率比を箔放射化法で測定するために、ゲルマニウム半導体検出器の校正実験を行い、実効的な
線計数効率を求めた。各計数効率の決定は、互いに独立な2種類の校正手法を使用して行った。校正に大きな系統誤差が含まれないことを検証するために、得られた計数効率間の比較を行った。
U核分裂率に関しては、核分裂計数管を使用する校正手法と熱中性子断面積に基づく校正手法を適用した。
U捕獲反応率に関しては、
Am-
Np線源を使用する校正手法と熱中性子断面積に基づく校正手法を適用した。相互比較実験の結果として、各反応率の絶対値を測定するため計数効率に関しては、校正手法間で1.5%以内の一致が得られた。反応率比を測定するための計数効率比に関しては、校正手法間で1%以内の一致が得られた。
中川 庸雄
JAERI-M 92-077, 530 Pages, 1992/06
JENDL-3に格納されている172核分裂生成物核種の中性子断面積を図と表で示した。データの評価はシグマ委員会のFP核データワーキンググループで行われたもので、10eVから20MeVのエネルギー範囲でデータが与えられている。本報告には、それらのほとんど全ての断面積データを図で示した。また、38群エネルギー間隔で平均した断面積を表に示した。さらに他の表では、熱中性子断面積、共鳴積分値、マックスウェルスペクトル平均断面積、核分裂スペクトル平均断面積、14MeVの断面積、典型的な原子炉の中性子束での平均断面積および30keVのマックスウェルスペクトル平均断面積を示した。
土橋 敬一郎
JAERI 1200, 13 Pages, 1971/01
JNDCセット、UKデータ、ENDF/Bのデータのうち熱中性子領域の一次元データが、ENDF/A format で編集され、いずれも多群計算に使用できるようになった。元のライブラリー一間のデータの比較が行われた結果、JNDCセットのうち、いくつかのデータについて評価の新しいデータに比べて、差の大きいものが発見された。カーヴを一本にまとめる作業は行わなかったが、大部分のものは、いずれも選択してそのまま使用してよい程一致しているという結論が得られた。