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論文

Algebraic and geometric approaches to the collective enhancement of nuclear level densities

A.Mengoni*; G.Maino*; Ventura, A.*; 中島 豊

Int. Conf. on Perspectives for the Interacting Boson Model on the Occasion of Its 20th Anniversary, 0, 421 Pages, 1994/00

多くの分野において信頼度の高い核断面積が要求される。そのためには多くの原子核の広い励起エネルギーで準位密度を正確に記述することが必要である。フェルミガス模型に基づいた系統式が存在するが、準位密度式に集団運動の自由度を含めたものは非常に少ない。それらは原子核の幾何学的形状に基づいた剛体と調和振動子の極限で近似して求めたものである。我々は以前に「相互作用するボソン模型」で集団運動による準位密度の増大を定式化し、それを陽子と中性子を区別しない場合の力学的対称性を持つ原子核と遷移核に対して適用した。今回はこれを陽子と中性子を区別する場合の対称性を持つ遷移核に対して用いることが出来るように拡張した。集団運動による準位密度の増大は非常に大きく、中性子結合エネルギーに相当する励起状態では二桁の増大が見られ、Smのアイソトープのような遷移核に対しては特に大きな増加が見られる。

論文

On the microscopic foundation of the interacting boson model

大塚 孝治

INS Symp.on Dynamics of Nuclear Collective Motion, p.382 - 389, 1982/00

相互作用するボゾン模型の微視的基礎に関して、大きく四重極変形した原子核に焦点をあてて、議論した。上述のボゾン模型では、原子核の四重極集団運動に於いては、J=O$$^{+}$$のS核子対とJ=2$$^{+}$$のD核子対が支配的な役割を果たしていると、仮定されている。この仮定を微視的な立場から調べるという研究は、これまでの所、波動関数の中のS及びD核子対の割合を調べる、という事に限られてきた。今回の発表では、この研究を一歩進めて、四重極能率中に占めるS-D核子対の役割を解析した。その結果、大きなNに対する、N核子対系の四重極能率の70%以上が、S及びD核子対によって荷われている事が分かり、S-D核子対の支配的な役割を物理量に対して示すことに始めて成功した。又、以上の研究の上にたって、大きく変形した原子核に対するフェルミ粒子-ボーズ粒子写像法を新に見つけ、それによって相互作用するボゾン模型での現象論的パラメーターの微視的説明に成功した。

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